キャンプブームに加え、最近では『キャンパーの聖地』とまで言われているキャンプ場の一つが、ふもとっぱらキャンプ場です。
全面フリーサイトで、広大なキャンプ場からは、日本を代表する富士山を余すことなく拝むことが出来ます。
今回は、ふもとっぱらキャンプ場の行き方や、キャンプサイト、周辺のおススメ施設や、最新のトイレ情報など詳しく紹介していきます!
目次
ふもとっぱらキャンプ場
ふもとっぱらキャンプ場は、静岡県富士宮市麓、標高830mに位置します。
広大な敷地は、なんと東京ドーム5個分にも匹敵します。
キャンプサイトは、全てフリーサイトで、車両の乗り入れが可能です。
その他、キャンプ道具を持っていなくても、宿泊できるコテージや山荘などの施設が全部で4つあります。
ふもとっぱらキャンプ場
- 住所: 〒418-0109 静岡県富士宮市麓156
- 電話番号:0544-52-2112
- チェックイン/アウト:8:30~17:00/14:00
- 入場料:中学生以上1,000円、子供500円※日帰りの場合は半値
- キャンプ料金:バイク・自転車(1,000円)、普通車・軽自動車・中型(2,000円)※日帰りの場合は半値
- 備考:その他にもコテージや、20名以上宿泊できる宿泊施設有
- HP:https://fumotoppara.net/
現在(2021年1月)、完全予約制(ネットのみ受付)となっています。キャンプ場を利用の際は注意してください。
ふもとっぱらキャンプ場へのアクセス
ふもとっぱらキャンプ場へは、車、もしくは電車やバスを使ってのアクセスが可能です。
荷物量にもよりますが、なんせ東京ドーム5個分の広さがあるので、キャンプ場内の移動も考えると、車がおススメです。
ふもとっぱらキャンプ場まで車では、東京駅から約2時間、名古屋駅から約3時間半、大阪駅からだと約5時間半です。
アクセス方法まとめ
- 車:新富士インターor 富士インターor 河口湖インター下車後、約40分
- 電車・バス(+徒歩):富士宮駅下車後、富士急バス(河口湖・富士山行)下車後、道の駅朝霧高原 バス停留所で降車、徒歩40分
- 電車・バス(+徒歩):河口湖駅下車後、富士急バス(河口湖・富士山行)下車後、道の駅朝霧高原 バス停留所で降車、徒歩40分
細かなアクセス方法は、以下情報を参考にしてみてください。
ふもとっぱらキャンプ場へのアクセス(車)
車で向かう場合は、新富士インター、 富士インター、 河口湖インターを下車して約40分ほどです。
国道139号線沿いの、この茶色い看板を目印にすると分かりやすいと思います。
ふもとっぱらキャンプ場へのアクセス(電車・バス・徒歩)
車・バスで向かうには、富士宮駅もしくは河口湖駅から出ている富士急バスに乗車し、道の駅朝霧高原のバス停留所で下車し、徒歩でキャンプ場へ向かいます。
道の駅朝霧高原のバス停留所からは、歩いて40分ほどです。
参考
- 富士宮駅 ⇒ 道の駅朝霧高原:1,100円/片道
- 河口湖駅 ⇒ 道の駅朝霧高原:1,340円/片道
富士急バスの時刻表・運賃の検索はこちらが便利!
ふもとっぱらキャンプ場のキャンプサイト
キャンプサイトは、全てフリーサイト。
そのため休日前や、繁忙時期などは、キャンプ場が特に混み合っています。
ふもとっぱらキャンプ場を初めて訪れる方は、その広さに驚かれるはず。
キャンプサイトⒶ~Ⓟまでは、緩やかな傾斜になっています。
テントを張る際には、一度車を降りて散策してみるのもおススメです。
キャンプサイト
キャンプサイトの様子を紹介します。
≪キャンプサイトI≫
≪キャンプサイトC≫
≪キャンプサイトC、B≫後ろには毛無山が悠々とそびえ立っています。
大まかにキャンプサイト名があるだけで、特に区画分けされている訳ではないため、とても自由度が高いキャンプサイトです。
ふもとっぱらキャンプ場の各施設
ふもとっぱらキャンプ場の各施設を紹介します。
受付・売店
売店では、ふもとっぱらキャンプ場指定の45Lゴミ袋(100円)や、薪購入用の専用袋(500円~/枚)、アルコール飲料、氷、ジビエの販売もあります。
ふもとっぱらキャンプ場オリジナルグッズなども購入できます。
ステッカー(500円/枚)も売店で購入可能です。
牛舎内にも売店があります。
こちらでも、薪の販売や木炭、飲料やステッカーなどを販売しています。
トイレ
ふもとっぱらキャンプ場には、トイレが3ヵ所設置されています。
写真は、2019年に新設された草原中央トイレです。
中は木目調で、とても綺麗です。
こちらは牛舎トイレです。
こちらは、トレイラータイプのトイレです。
トイレは、全て温水便座の様式水洗トイレになっています。
水場
水場は、各テントサイトの周辺と、センターハウス、炊事棟、ゴミステーション、草原中央トイレに設置されています。写真は草原中央トイレの水場です。
ゴミ取りネットを持参すると、炊事場で出たごみ処理がとても便利です!
焚き火はできる?
ふもとっぱらキャンプ場では、焚き火が可能です。
焚き火用の薪の販売もあります。
薪を購入するためには、まず売店で薪用の袋(500円/袋)を購入します。
後は、その袋に詰めるだけ!スーパーの詰め放題の感覚でした。
薪の種類は、針葉樹と広葉樹の2種類があり、針葉樹、広葉樹共に、両方を詰めてもOKです。
- 針葉樹:「着火がしやすいけど、火持ちが悪く、柔らかい」
- 広葉樹:「着火はしにくいけど火持ちが良く、堅い」
朝晩は冷え込む日も多いので、寒さ対策をしっかりしておきましょう。
直火は禁止です!
ふもとっぱらキャンプ場の魅力TOP6
ふもとっぱらキャンプ場の魅力TOP6を発表したいと思います。
1|広大なキャンプ場の敷地
ふもとっぱらキャンプ場の魅力は、何と言っても見晴らしの良い広大な敷地です。
繁忙期はもちろん、休前日は特に、普段よりも様々なメーカーのテントやタープが富士山を背景にキャンプ場を彩っています。
キャンプ場に広がる入った瞬間に広がるその光景は、ふもとっぱらキャンプ場ならではだと思います。
2|全面フリーサイト!自由度が高め
特に区画分けされている訳ではないため、全面フリーサイトのキャンプ場は、やはり自由度が高いと感じました。
お気に入りの場所を見つけるのも、楽しいですよね。
3|どこからでも富士山を拝める
ふもとっぱらキャンプ場は、どのサイトからでも富士山が拝めます。
サイトマップ上で、少し離れているかな?と感じる、AサイトやDサイトでも、大きな富士山を拝むことが出来ますよ。
4|キャンプ場のチェックイン/チェックアウト時間に余裕がある
チェックインが8時半~、チェックアウトは14時と、キャンプするのに有難い時間割です。
一般的にチェックイン時間って、大体10時以降が多い気がします。
テントを張る場所を早めに決めれたら、朝ごはんピクニックが出来るんじゃないかという、キャンパーさんにとっては嬉しいですよね。
5|富士山からのご来光は絶景!
朝早く、テントを出ると目の前には富士山から上るご来光が!
これぞキャンプの特権だな~と実感します。
ちなみに、天気の良い日は、富士山を照らす満天の星空を見ることもできますよ!
6|毛無山もおすすめ!
富士山を背に見えるのが、標高1,994mの毛無山です。
ふもとっぱらキャンプ場を拠点に、毛無山登山を楽しむ人もいるみたいです。
ちょっと気を付けたい6つのポイントと対策
1|朝晩の気温差に注意!
ふもとっぱらキャンプ場は、標高830mに位置するので、年間を通して朝晩の平均気温差は10℃以上異なる日もあります。
また、天気予報の気温と体感温度とで異なってくるので、日中は重ね着をしたり、寝る際は暖房器具やシュラフなどで対策出来るようにした方がベストです!
2|風が強い日は要注意!
富士山を遮ることなく、拝めるとだけあって、ふもとっぱらキャンプ場は、雨風を遮るものが、ほとんどありません。
テントを張る際にも、木の側や下は避けるようにと言われます。
しっかりとペグダウンする、風が強い時は、荷物を車にしまうなど、必要に応じた雨風対策を行うと良いでしょう。
3|雨が降った後のぬかるみ
土壌の性質上なのか、雨が降った後などは地面がぬかるみやすいかな?と感じました。
「もしも」のときのレインブーツは非常に重宝しました。
4|意外とペグが打ちにくい?
「しっかりペグダウンする」と言ったものの、柔らかそうに見えて実は結構硬めなふもとっぱらキャンプ場のフィールド。
ペグダウンするのも、結構苦労しました。
アルミ製のペグだと、場合によっては曲がったり、折れてしまう可能性があるので、予備のペグはぜひ持参した方が良いと思います。
5|傾斜も考慮してテントを張ろう!
キャンプ場は、全体的に緩やかな傾斜になっています。
キャンプ場が広いので、テントを張る場所を車で移動しながら探す方が多いと思いますが、実際に「ここにしよう!」と決め打っても、いざ車を停めて歩くと「あれ?結構傾斜があっる?」と感じることもしばしば。
傾斜も考慮しながら、テントを張るとより快適に過ごせると思います。
6|トイレが近い人は・・・
ふもとっぱらキャンプ場には、全部で4か所のトイレがあります。
夜中トイレが近い方は、トイレ近くのサイト(N,M,J)もおススメです。
ふもとっぱら周辺のおすすめスイーツ
静岡県の名物と言えば、うなぎ、浜松餃子、さらにニジマスは日本一の生産量を誇るそうです。
ふもとっぱらキャンプ場のある富士宮市でも、B級グルメで有名な富士宮焼きそばを始め、富士山の湧き水で作られる地酒、朝霧牧場の新鮮な乳製品や畜産品など、ご当地グルメや特産品が豊富です。
美味しいものも豊富な富士宮市。今回は富士宮を訪れたらぜひ食べて欲しい!スイーツを2つ紹介します。
望月商店の『フルーツサンド』
望月商店さんは、名前だけ聞くと何屋さん?と思う方もいるかもしれませんが、新鮮なフルーツを用いたフルーツサンドがSNSなどでもアップされています。
現在は、朝9時から整理券を配布しているとのことで、売り切れ次第終了なのだそうです。
ふもとっぱらキャンプ場からだと、車で約30分です。
季節のフルーツを使った、望月商店オリジナルのフルーツサンドがずらり。
店内には、フルーツサンドはもちろん、リーズナブルなキッシュやサラダ、お惣菜、お野菜なども販売しています。
こちらのシェイクサラダもおススメです。
参考
望月商店
住所:静岡県富士宮市青木326-4
営業時間:10:00~18:00※日曜定休日
Googleマップはこちら
美味しい情報が満載!望月商店さんのInstagramはこちらから
道の駅朝霧高原の『あさぎり牛乳ソフト』
道の駅朝霧高原は、ふもとっぱらキャンプ場から車で10分程の場所にあります。
ここでは、地元で採れた、新鮮で珍しいお野菜や、お土産などを販売しています。
なかでもおススメなのが、この「あさぎり牛乳ソフト」です。あさぎり特濃牛乳を60%以上使っているため、濃厚なのにさっぱりしている味わいです。
その他にもイチゴや、栗、紫イモなど季節限定のフレーバーもあります。
おまけ(日本酒と珍しいカボチャ)
スイーツではないですが、ここ朝霧高原道の駅で購入した日本酒セット「げんこつ」を紹介します。
ガラスのとっくりとお猪口付なので、このセットがあれば、キャンプ場で熱燗を楽しむこともできます。
げんこつとは、「げんこつの痛みを、そのまま日本酒の辛口として表現」されています。味は辛口淡麗。
熱燗で頂きましたが、辛さがさらに際立って、秋冬の肌寒いキャンプ場の夜にぴったりでした。
カボチャは、白皮砂糖という名前です。
こちらは家に持ち帰って、カボチャパイをつくりました。
珍しいお野菜もたくさんあるので、是非チェックしてみてください!楽しいです!
参考
道の駅朝霧高原
住所: 静岡県富士宮市根原 字宝山492-14
営業時間:8:00~17:00
Googleマップはこちら
温泉
ふもとっぱらキャンプ場周辺には、幾つか温泉施設があります。
ちなみに、Googleマップなどで検索すると、富士宮市や、反対の富士吉田方面に5つほどヒットします。
今回は、ふもとっぱらキャンプ場から恐らく一番近い温泉「風の湯」を紹介します。
あさぎり温泉「風の湯」
ふもとっぱらキャンプ場から車で15分ほどの場所にある、あさぎり温泉「風の湯」へ。
Googleマップで検索すると、どうやらこの「風の湯」が一番近い温泉のようでした。源泉は富士山の天然バナジウムを使用しています。
内湯、外湯、サウナもあり、お風呂を出る頃には身体中ポカポカに。無料の岩盤浴もありました。
シャンプーリンス、ボディーソープは備え付けがあり、タオルも販売されています。
ちなみに、ここ「風の湯」は、17時以降になると入浴料が300円引きになります。
ただ、キャンプ場などによっては、車の入場時間に時間規制があるので、お出かけの際はお気を付け下さい。
ふもとっぱらキャンプ場の車の入場時間は17時までです!
お食事処や休憩所もあります。
また、天然バナジウム水も無料で頂くことが出来ました。
参考
絶景を楽しもう!
ふもとっぱらキャンプ場のキャンプ場情報と、周辺のおすすめ施設やスイーツについて紹介しました。
ふもとっぱらキャンプ場は、どのキャンプサイトからでも富士山や、気高い毛無山を望むことが出来る、広大な敷地のキャンプ場です。
是非一度、ふもとっぱらキャンプ場に、日本一の富士山を堪能しに訪れてはいかがでしょうか。