RVパーク(RV Park)
RVパーク(Recreational Vehicle Park)とは、RV(キャンピングカー、モーターホーム)を拠点にして、キャンプを楽しむことが出来る場所です。
アメリカには、このRVパークが10,000以上あり、アメリカ旅行には欠かせない場所となっております。
アメリカのRVパークでは、個々が借りるRVサイトには、RVの中で快適に過ごせるように、電気や水道などのRV専用の設備が備わっています。
また、キャンプを楽しむためのピクニックテーブルや焚火台(Fire pit)が備わっています。
RVパーク全体の設備としては、トイレやシャワールーム、ランドリー設備などが備わっています。
それ以外にも、プールやジャングルジムに釣り堀とRVパークの中だけで遊ぶ場所がたくさんあります。
これだけの設備が整っているにも関わらず、一泊二日で約50ドル程度で借りることが出来ます。(場所や設備によって値段が異なります)
すごく、リーズナブルですよね。
今回は、そんなRVパークについて紹介していきたいと思います。
どうやってRVパークを探すの?
RV Parky
RVパークの探し方ですが、RV Parky(https://www.rvparky.com/)で探すのがお勧めです。
RV Parkyでは、検索したい名所や地名を入力すると、その周辺のRVパークの情報が、地図上で分かりやすく表示されます。
連絡先や予約サイト情報、写真なども掲載されていて、RVパークの設備情報も一目でわかるように掲載されています。
また、ここのサイトでは、RVパークの検索が出来るだけでなく、RVで行きそうなお店(ウォールマートとか)の情報やガソリンスタンドの情報、さらにはRVならではの道路制限情報などが表示されます。
これだけでも凄く便利なのですが、なんと日本語でも検索出来ちゃいます!
ただしホームページ自体が、日本語に対応しているわけでは無いので、中の文章とかは英語です。
それでも十分ありがたい!
さらにさらに、RVパークやガソリンスタンドだけを検索したり、例えば焚火台があるRVパークだけを検索したりできる、フィルター検索機能がついています。
アイコン付きなのでわかりやすい!
RVパークの検索には、このホームページだけで十分だと思います。
いや、十分すぎると思います。
なお、RV Parkyには、アプリもあります!ぜひアプリもダウンロードして使ってみてください。
RV Parky - Parks & Campgrounds
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KOAについて
アメリカのRVパークで一番有名なのが、KOA(Kampgrounds of America, Inc.)です。
私たちの印象ですが、KOAさんのRVパークは、値段も高くないうえに、設備が充実していました。
また、施設が非常に綺麗で、正直外れがありませんでした。
しかも、クルーズアメリカさんのRVを借りているだけで、KOAさんのRVパークの値段が10%ディスカウントされます。
アメリカに行くまでは、そこまでこだわっていませんでしたが、旅の後半にもなると、KOAさんのRVパークを探し出して泊まりに行ってました。
それぐらいお勧めです。
KOAさんのホームページは、こちらです。アプリもあります!
KOA | RV, Cabin & Tent Camping
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RVパークの選び方
RVパークを選ぶポイントですが、正直観光したい場所に少しでも近いところがお勧めです。
RVの運転に慣れていれば問題ありませんが、乗用車とは異なるので、正直予定通り進みません。
RV自体のトラブルが発生することもあります。
私たちではありませんが、RVのクーラーが壊れたために、最寄りのレンタカー会社に修理に来てた人がいました。
なので、なるべく自分が訪れたい場所に近いRVパークを強くお勧めします。
RVパークの設備で選ぶ
RVパークの設備は、RVパークを利用するすべての人が使える共通の設備になります。
例えばトイレやシャワールーム、ランドリー設備などになります。
なお、トイレやシャワールーム、ランドリー設備はだいたいどこのRVパークにも備わっています。
ダンプステーション(Dump station)
ダンプステーションとは、RVの排水を処理するための設備です。
個々に備わっているRVサイトの排水設備と何ら変わりません。
なので、自分が借りるRVサイトに排水設備が備わっていれば、必要ありません。
プロパンガス設備
RVで使用するプロパンガスを補充できる設備が備わっているRVパークもあります。
プロパンガスの補充については、自分たちでは出来ないので、スタッフに声をかけてください。
プレイグラウンド(Playground)やプールなどの遊び場
RVパークには、プレイグラウンドやプールがあります。
プレイグラウンドには、ジャングルジムやブランコなどの遊具が置いてあります。
その他テニス場やパターゴルフ場、プールも良く見かけます。
その他、釣りが出来たり、馬に乗れたり、巨大なトランポリンが置いてあったりと、びっくりするような設備が備わっていたりします。
WiFi設備
だいたいどこのRVパークにもWiFi設備は備わっています。
私たちが泊まったRVパークでは、調べものするには困らない程度のスピードでした。
なお、アメリカ横断した際は、SIMカードを差し替えてアメリカでもネットが繋がるようにしていました。
RVパークに電話する必要があったので、一枚は、通話可能なSIMカードを買いました。どちらもほとんどすべての場所で使えました。
ところでRVパークって予約が必要?
場所にもよりますが、予約無くても全然泊まれます。
私たちも実際に予定通り進むかわからなかったので、一部だけしか予約していきませんでした。
当日15時の休憩の際に、今日どこまで走るか決めて、その日のRVパークの予約を取ってました。
逆に私たちが事前に予約していたRVパークというのは、国立公園内にあるRVパークです。
国立公園内のRVパークは、必ず予約をとった方が良いです。
ヨセミテ国立公園内のRVパークについて、予約可能開始日の夕方に、ホームページを確認すると8割埋まってました。
また、予約を受けず先着順のRVパークもあるみたいですが、そういったところは、午前中でだいたい埋まってしまうみたいです。
RVサイトの選び方
RVパークを決めたら、次にRVサイトを選ぶ必要があります。
RVサイトを選ぶ際に押さえておきたい特徴について記載していきます。
まずRVの特徴
RVによって使えるRVサイトが異なります。
ホームページから予約する際は、RVサイトの特徴が書かれているのでよく確認してください。
ホームページによっては、RVサイトの予約の空きを確認する際に、RVの特徴について入力が求められ、停めることができるRVサイトのみ表示されます。
また、電話でRVサイトを予約するときには、よく確認されるのでメモを作っておくと便利です。
RVサイトを予約するときに押さえるべきポイント
- 長さ(Length):25feet
- 横幅(Width):8feet
- スライドアウトが必要かどうか
- スライドアウトするならいくつスライドアウトするか
- 電気設備について(Amp Service):30Amp
※スライドアウトとは、RVをRVサイトに停めた時に居住空間を広げるために、RVが変形して飛び出ることを言います。
この写真の右側に移っているRVは、スライドアウトしています(車体の中心部が飛び出ているところ)。
また電気設備について、アメリカのRVでは主に、AC250Vの50ampのRVとAC120Vの30ampのRVがあります。
電気を繋ぐためには、必ず自分のRVにあった電気設備が必要となるので、押さえておきましょう。
次にRVサイトの特徴(RVの停め方)
プルスルーサイト(PULL-THRU SITE)
サイトの入り口から前方に車を運転して停め、RVサイトを出る際も、前方から出ることができます。
バックが必要ないので、RVを停めるのが簡単です。
なお、ユーテリティはサイトの運転席側にあります。
多くの場合、プルスルーサイトは、バックインよりも高価です。
バックインサイト(BACK-IN SITE)
バックインサイトでは、入口と出口が1つしかないためバックで入って前進で出ていく必要があります。
これは、ユーテリティが運転席側にあるためです。
なので、ユーティリティを繋がない場合や遠回りして接続できる場合であれば、バックで入れる必要はありません。(出るときにバックが必要になりますが・・・)
多くの場合、バックインサイトはプルスルーサイトよりも安価です。
最後にRVサイトの特徴(設備について)
フルフックアップ(Full Hookups)
RVサイトに、電気、水道、排水の3つの設備が備わっているRVサイトを指します。
パーシャルフルフックアップ(Partial Hookups)
RVサイトに、電気、水道、排水の3つの設備のうちどれかが備わっているRVサイトを指します。
このサイトには、電気と水道の設備は備わっているけど、排水設備がないRVサイトが多いです。
(RVパーク自体に共通の排水設備が置いてあるところもあります。)
ノーフックアップ(No hookups)
RVサイトに、何も設備が備わっていないRVサイトです。ドライサイトとも呼ばれます。
その他の設備
ピクニックテーブル(picnic table)や焚火台(fire ring)、中には、ブランコがついているRVサイトもあります。
アメリカでのキャンピングカーのレンタルの仕方や疑問を解消!?
キャンピングカーのレンタルの仕方を紹介しています。また、実際にキャンピングカーに乗るまでに疑問に思ったことや返すときに気をつけないことを書いています。