RV(キャンピングカー)について

アメリカでのキャンピングカーのレンタルの仕方や疑問を解消!?

RVについて

RVとは、アメリカではキャンピングカーに該当する車のことを指します。

アメリカではキャンピングカーやモーターホームと言っても伝わりませんでした。

今回は、私たちが借りたRVのレンタルについて紹介していきたいと思います!

私たちが借りたRVについて

キャンピングカー(C25のRV)

私たちは、Motor home republicさん経由のクルーズアメリカさんで、クルーズアメリカモデルのC25(スタンダードなRV)を借りました。

このRVは、大人5人乗りで5人で寝ることが出来ます。

夫婦2人なのにどうして5人乗りを選んだの?

夫婦別々でゆったり寝たかったからです。

あとは、お風呂とトイレについて、C25(5人乗り)は、ユニットバスだけど、一応お風呂とトイレは仕切れるようになっていました。

C25以下のシリーズは、お風呂とトイレが完全に一体でした。

どうしてクルーズアメリカ製にしたの?

アメリカのレンタルRVでよく名前を聞いたのが、クルーズアメリカとエルモンテRVでした。

実際には、ロードベアRVやスタードライブRV、アポロRVなど他にもいろいろあります。

今回クルーズアメリカとエルモンテRVの2社でRVを比較しました。

どちらも内装はほとんど一緒ですが、エルモンテRVのRVには、オーニング(Awning)がついていました。

オーニングは、日除けや雨よけの役割を担うので、あると非常に便利です。

実際、私たちもキャンプし始めに雨が降ってきて、小降りだったものの、結局RVの中でご飯を食べる羽目に・・・。

その他エンジン機能が少し良いなど、細かく比較するとエルモンテRVの方が性能的に良いのかな?と感じていました。

本音は正直あまり車に詳しくないので、どこのRVでも良いやと思っていました。

RVのレンタカー会社はどのようにして決めたの?

下記4つの会社で、同じ条件にて値段やサービスを比較しました。

エルモンテRVジャパンさんは、ホームページのお申込みページから問合せが出来、メールで見積りを送ってくれます。

また、日本語でのやり取りになるため、安心感がありました。

海外のサイト(エルモンテRVジャパンさん以外)は、ホームページ上で条件を入れると、見積金額が表示されるようなホームページだったので、比較が簡単でした。

どのように比較したの?

走行距離料金について

走行距離1マイルに対して、0.35$料金が発生します。(マイレージシステム)

この金額は各社一緒でした。

マイレージパック(Mileage Package)というものがあって、例えば500マイル145$で事前に購入することが出来ます。

超過分については、RVを返したときに清算になります。

借りる会社にもよりますが、必ずお得というわけではなく、単純に距離(500マイル)に単価(0.35$)をかけただけのパック(175$)もあります。

じゃがいも

全然お得じゃない・・・

私たちの場合、アメリカ横断を予定しており、ざくっと6000マイルは走る見込みでした。

1マイルあたり0.35$で6000マイル走るとすると、それだけで2,100$になります。

そこで色々調べると、走行距離無制限パック(Unlimited Mileage)というものがあることがわかりました。(フリーマイレージシステム)

Motor home republicでつけた場合、約1,000$でした。

この走行距離無制限パックに対しての割引プランがあり、実際には500$しかかかりませんでした。

じゃがいも

アメリカだと数字の前に$がついて、日本だと数字の後に$がつくのは、面白い習慣ですね

乗り捨て料金

乗り捨て料金(One Way Fee)とは、RVを借りた営業所と違う営業所にRVを返す場合に発生する料金です。

この金額は、各社とも異なりました。

Motor home republicの場合、約600$でした。

この乗り捨て料金に対しても割引プランの適用で、実際には300$しかかかりませんでした。

その他

その他ジェネレータの利用料金や保険の条件や料金、オプションで貸してくれるものが異なっていたり・・・。

各社違いは色々ありますが、細かいところは比較しませんでした。

結局、どこで借りたの?

正直なところ不安な面が多々多く、悩みに悩みました。

「初めてのRVだし、初めてのアメリカだし、車詳しくないし、英語全くしゃべれないし・・・」

何を悩んでいたかというと、要は日本の会社を通すべきかどうかという点です。

日本の代理店を通せば、正直すごく安心です(私の場合は、言葉が通じるという点で)。

もちろんその分、料金は高くなりますが・・・。

お金も大事ですが、お金云々よりも、せっかく海外に行くのだから、日本の代理店を通すのではなく、現地のお店と頑張って契約して、しんどい思いをしたり、いろんなトラブルを経験する方がプラスになると思うんです。

今回のRV契約に限らず、私たちの旅行はあんまり日本の代理店を通しません。日本語が通じるかどうかは、ぶっちゃけほとんどこだわりません。

ただ、今回ばかりは・・・と悩んでいたわけです。

結局いろいろ迷って、今回は一番安いMotor home republicで借りました(結局お金かい!)。

金額としては、約1,700$で、一番高かった見積金額と比べると2倍以上金額が異なりました。

後日分かったことですが、Motor home republicはニュージーランドの会社でした。

現地ではクルーズアメリカが対応してくれました。

借りてからのやり取りで思ったことですが、Motor home republicはすごく丁寧な会社で、電話連絡してきてくれたり、メールでの問い合わせに対して、こまめに回答してくれました。

私は英語がしゃべれないので、電話は取らず、謝りのメールを入れたのは、ここだけの秘密

RVレンタルを契約してから確認したこと

本来であれば、契約する前に確認しておければ良かったのですが、細かいプランを考えるうちに思いついて、レンタカー会社等で確認した内容を記載しています。

炊飯器借りれる?

日本の代理店を通すと貸してもらえるようです。

当然、Motor home republicさんでもクルーズアメリカさんでも貸してもらえませんでした。

そこで、電子レンジでお米を炊くことが出来る百均のグッズを持っていきました。

カーナビがついているかどうか

カーナビはついていませんでした。

オプションでもつけれないとのことでした。

そこで、私たちはタブレットを持っていき、カーナビ代わりに使っていました。

RVのカーナビ

またRVは、一般車より大きいため、通れない道路が無いか心配でした。

それについては、RV Parky(https://www.rvparky.com)で調べることが出来たので事前に調べていきました。

じゃがいも

RV Parkyは、アプリもあるよ!

ドライブレコーダーがついているか

ついていません。そこで私たちは、フロントミラーに取り付けるドライブレコーダーを買っていきました。

RVのドライブレコーダー

記念にドライブ中の動画を保存しておけばよかった・・・。

バックモニターがついているかどうか

カーナビが無いので当然のようについていませんでした。

バックする際などは、同乗者が降りて後方を確認しなければいけないので、まぁ無くても困りませんでした。

たまご

たまごさんのジェスチャーが意味不明すぎて、実際には、めっちゃ困りました!

参考

米国ではバック時の事故で毎年210人が亡くなっていて、2018年5月以降に製造される約4.5トン以下の全ての車両に、バックモニターの取付が義務化されました。ひょっとすると今後のRVでは、バックモニターが採用され、それに伴いカーナビやドライブレコーダーがついているかもしれません。

その他にもRVの車の設備について、まとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

参考
運転席周辺の設備
RVの運転席周辺の設備について(カーナビやドライブレコーダー)

私たちが借りたRVには、カーナビやドライブレコーダーがついていなかったので、代わりのものを用意しました。これで快適にアメリカ横断することが出来ました。

返すときに気をつけることは?

ガソリン・プロパンガスについて

貸し出し時と同じメーターのところまでガソリン、プロパンガスを入れて返す必要があります

ガソリンやプロパンガスを元のメーカーのところまで入れておかないと、別途追加料金がかかります。(※以下値段は参考です。)

  • ガソリン:1ガロンあたり5.50$(かなり高い!)
  • プロパンガス:1/4タンクあたり17$(こちらもかなり高い!)

注意ポイント

プロパンガスについて、プロパンガスを売ってるガソリンスタンドは多くありますが、プロパンガスを補充してくれるガソリンスタンドは、なかなかありませんでした。

なので、プロパンガスを補充してくれるガソリンスタンドもしくはRVサイトを事前に調べておく方が良いです。

排水について

汚水を指示された通りに処理せずに返却すると、40$の別途追加料金がかかります。

汚水の処理について、トイレを利用する場合は、トイレ用ケミカルを入れる必要があったり、排水についても、排水の手順があります。

これについては、こちらを参考にしてみてください。

参考
RVのユーティリティのメーター(ON)
アメリカのキャンピングカーのユーティリティについて(排水、給水編)

キャンピングカーのユーティリティ(排水、給水など)を紹介しています。実際にキャンプ場でどのように接続するのかや注意事項などを詳しくまとめています。

注意ポイント

返却時に排水のゲートバルブを開いた状態にしておくこと。また、排水口の蓋を外しておかないと排水処理していない扱いになるときがあるそうなので気をつけてください!

車内の掃除について

車内の掃除が必要な場合は、時間当たり50$の別途追加料金がかかります。

その他気をつけることは?

前泊が必要!?

法律上、外国人はRVを借りる際に一晩アメリカに滞在する必要があります

カリフォルニア州の法律なのかよくわかりませんが、そのようなことを言われました。

ちなみに、レンタカー会社さんでも再度確認を取られました!

これは要注意ですね!

合わせて読みたい
クルーズアメリカのレンタカー契約書
アメリカでの車の保険について【キャンピングカー特有のルールに注意】

アメリカで車をレンタルする際に、気をつけたい保険の話についてまとめています。特にキャンピングカーについては、特有のルールがあるので要注意です。

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