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ロストバゲージとは?その原因や実際に合う確率、補償について解説!

日々の生活や仕事の疲れがたくさん溜まっているうえに、長時間のフライト、そして長蛇の列の入国審査・・・

たくさんの試練を乗り越え、ようやくバカンスを満喫!

っとその前に、旅行鞄を受け取らなければ・・・

あれ?私のカバンどこいったーーーー!!!

ロストバゲージ

ロストバゲージ
djedjによるPixabayからの画像

はい、これがロストバゲージです。今回は、ロストバゲージについて詳しく見ていきます。

※以下の内容は、SITAの「baggage-it-insights-2020」などのレポートを参考にまとめています。

メモ

SITA(Société International de Télécommunications Aéronautiques)は、世界中で運航する航空会社、旅行代理店、その他の関連業界のための非営利団体です。

公式サイト:https://www.sita.aero/

ロストバゲージとは

ロストバゲージとは、飛行機に乗る前に航空会社に預けたスーツケースなどの預け入れ荷物が、荷物受け取りの際に無くなってしまうことを言います。

ロストバゲージの明細

実際には、預け入れ荷物が完全に無くなってしまうことはほとんど無く、ロストバゲージのうち95%は、後から手元に戻ってきます。

この場合、荷物が無くなるわけでは無く、荷物が遅れてから到着するので、ディレイバゲージと言います。

ディレイバゲージのうち、20%は、荷物の一部が破損した状態で戻ってくるようです。

本当に荷物が無くなってしまうロストバゲージは、ほんのわずかな5%になります。

参考

海外では、空港で見当たらなかったときは、Mishandled bagsと表現し、本当に無くなってしまったときは、Lost bagsと表現して、使い分けたりします。こちらの方が分かりやすいですよね。

ロストバゲージの原因

ロストバゲージの一番の原因は乗り継ぎ
Bonnie HendersonによるPixabayからの画像

ロストバゲージのうち約45%は、乗り継ぎ便を使用した際に起こっています。これが一番の原因になります。

ある航空機から別の航空機へ乗り継ぎをする際、預けられた荷物は、航空会社のスタッフが移動させます。このとき、航空会社のスタッフが間違えて他の便に預け入れ荷物を載せてしまうことが良くあります。

また、例えば、飛行機が遅れたりして、乗り継ぎ時間に余裕が無ければ、カバンの乗り継ぎが出来ず、空港に置き去りになります。

私たちのロストバゲージもこの乗り継ぎ時間が無い事が原因でした。

オランダのスキポール空港での乗り継ぎ時間が45分しかなく、荷物は置いてきぼりになりました。

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北欧周遊旅行1日目!まずはドイツのベルリンへ!消えた荷物!?

KLMオランダ航空で、日本からドイツのベルリンに向かった飛行機で、初のロストバッゲージ。専用の手荷物追跡オフィスで手続きをし、ベルリン市内へと向かいます。

その他、荷物を間違えて持って帰られてしまったり、セキュリティチェックの関係で出発時刻に間に合わず遅れてしまったりと様々な理由によって、ロストバゲージが発生します。

ロストバゲージが起こる確率とは

乗客数とロストバゲージ発生件数の推移表

飛行機に乗る乗客数は、年々増えており、2019年では、約4.54億人搭乗しました。

一方で、預け入れ荷物のトラブル(ロストバゲージ)件数は、乗客数が増えてもある程度一定を保っており、2019年では、約25.4百万個でした。

2019年の乗客1000人当たりの預け入れ荷物のトラブル件数は、5.5件になります。

※預け入れ荷物の総数がわからなかったので、正確な確率の計算はできませんでした。

仮に、乗客全員が1個の荷物を預けた場合だと、200人に1人がトラブルに巻き込まれることになります。

ちなみにですが、どのぐらいの確率かというと、

双子が生まれる確率や1億円以上の金融資産を持つ人の確率が100人に1人と言われています。

その確率の半分なので・・・私にとっては、滅茶苦茶低い確率に感じます。

ロストバゲージが起こりやすい便とは

地域別の乗客1000人当たりの預け入れ荷物のトラブル件数

地域別に乗客1000人当たりの預け入れ荷物のトラブル件数を比較すると、ヨーロッパが一番件数が多かったです。

南米とかアフリカについては情報が無かったため、なんとも言えませんが、感覚的には、南米やアフリカの方がヨーロッパよりも多い気がします。

ロストバゲージの保険

ロストバゲージを補償する保険とは

ロストバゲージが発生した際に、補償される保険は、航空機寄託手荷物遅延等費用と呼ばれています。

航空会社に預けた手荷物の到着が、6時間を超えて遅れた場合に適用することが出来、現地到着後、96時間以内に購入した衣類や生活必需品の費用を補償してくれます。

※保険会社さんにより、名称や補償内容は異なるので、よく確認してください。

ロストバゲージの保険に加入すべき?

個人的には、必要ないと思っています。

なぜなら

  • ロストバゲージが発生する確率が低い
  • しかも、本当に荷物が無くなってしまう可能性はさらに低い
  • 6時間以上、荷物が遅延してくれないと保険適用されない

からです。

海外旅行保険やクレジットカードの付帯保険の中に、含まれていればラッキーって感じですね。

敢えて加入しようとは思いません。

ちなみにですが、私がメインで使っているクレジットカードの「MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」には、渡航便遅延保険が自動付帯されています。

このカードは、プライオリティ・パスはじめ、いろんな特典が付いているので、よく海外旅行行かれる方には、お勧めのクレジットカードです。

ロストバゲージの経験について

ロストバゲージに出会う確率が物凄く低いので、保険に加入する必要はないと言いながら、実は私たち、ロストバゲージに出会いました。

しかも、たまたま6時間以上遅延してくれて、加入していた海外旅行保険の中にたまたま航空機寄託手荷物遅延等費用補償特約がついていました。

そこで、保険の手続きの仕方や必要な書類、そして実際に購入したもの、保険がおりたものについて、次の記事でまとめています。

ぜひ読んで見てください。

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ロストバゲージ
ロストバゲージの保険(航空機寄託手荷物遅延等費用補償保険)とは?

今回は、ロストバゲージの保険(航空機寄託手荷物遅延等費用補償保険)について、実体験をもとに手続きの仕方とか補償してもらえるものについてまとめています。

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