シベリア鉄道で行く！ロシア横断1週間の旅

シベリア鉄道のロマン

シベリア鉄道は、世界最長

シベリア鉄道とは、チェリャビンスクからウラジオストクまでの7,416キロを結ぶ世界最長の鉄道です。

チェリャビンスクからモスクワまで、支線が繋がっているので、モスクワからウラジオストクまでをシベリア鉄道と呼んだりもします。

モスクワからウラジオストクまでは、全長9,297キロにもなり、だいたい地球一周の4分の1の距離に相当します。

シベリア鉄道で走りきるロシア横断旅行

シベリア鉄道自体、ロシアを東西に横断しているので、モスクワからウラジオストまで走りきれば、ロシア横断達成と言っても過言ではないと思います。

ずっーと列車に乗りっぱなしだったとしても、約6日〜7日かかります。

途中下車ぶらり旅なんかを盛り込めば、ロシア横断旅行として、十分満足できる旅になるのではないでしょうか。

敢えてのシベリア鉄道

飛行機が発達して、ウラジオストクからモスクワまで約9時間あれば到着します。

それを敢えて、１週間かけて電車で行く。

しかも、実は飛行機よりも電車の方が値段が高いんです。

列車好きや旅好きなど、敢えてシベリア鉄道を選んだ人だけが、シベリア鉄道でのロシア横断を達成することができます。

じゃがいも

こりゃ、ロマンを感じずにはいられないですね！

シベリア鉄道の悲しい？リアル

シベリア鉄道は見どころ満載？？

シベリア鉄道は旅客輸送や貨物輸送を行っています。

元々観光目的ではなく、輸送目的に作られた鉄道のため、要所要所に見どころがあるわけではありません。

また、ヨーロッパなどの電車旅と比べても、移りゆく景色があまり無いのが現状です。

シベリア鉄道が走るルートのほとんどは、確かに大自然ですが、ずーっと同じ風景なんです。

7日間耐えれますか？私は1日でも耐えれそうにないです。

シベリア鉄道は休憩しない

観光目的に作られたわけではないので、駅に停車している時間はわずか数分です。

大きな駅では、長く停車する事もあるのですが、長く停車したとしても1時間程度です。

そのため、観光するのであれば、途中下車が必要になってきます。

ただ、この途中下車についても、そもそも列車の本数が少ないことや制約が多いことから途中下車というより完全に一旦下車を選ぶ形になります。

シベリア鉄道の楽しみは？

シベリア鉄道では、車両毎に専属の車掌さんが二人つきます。

また車両の中には当然他の旅人がいるので、その人達と、旅の会話を楽しむってのも良いと思います。

旅の醍醐味の一つですよね。

で、意気投合して、お酒でも晩酌しあって・・・

っとそうはいきません。

シベリア鉄道では車内の飲酒や喫煙は禁止されています。

まぁ、車掌さん次第では大目に見てくれるみたいですが。

停車時間が短いものの、駅についたらプラットホームをふらつくのも良いと思います。

ただ、プラットホームでは執拗な売り込みが待ち構えています。

それはそれで、これも旅の醍醐味の一つですよね。

ただし、激しい食中毒を起こす可能性があるため、肉入りのピロシキには細心の注意が必要です！！！

シベリア鉄道の設備は古い？

シベリア鉄道を走る列車はどんどん改良されていってます。

たとえば、トイレについても、最近の列車では、バイオトイレがついており、比較的清潔です。

一方、バイオトイレがついていない列車のトイレは、アジアの鉄道でよく見られるボットン便所です。

汚くて臭いのが特徴です。

これはこれで風情があるっちゃあるんですが、一番の問題は使える時間に制限があることです。

駅が近づいてくると、車掌さんがトイレに鍵をかけてしまい、駅到着までの1時間と駅出発してからの1時間は、使用出来なくなります。

ええ、私じゃがいもは、この一件をもってシベリア鉄道でのロシア横断を諦めました。

(;´д｀)トホホ

その他、シャワーは、ついているものの、水が断続的にしか出ないようです。

まとめ

いかがだったでしょうか？個人的には中々辛い旅になりそうです。

気が向いたらぜひロマンあふれるシベリア鉄道でのロシア横断旅行へと繰り出してみてください。

番外編　諦めきれないシベリア鉄道

このシベリア鉄道でのロシア横断を計画中に、なんともまぁ素晴らしいルートを見つけてしまいました。

それは北京からウランバートルへ抜けて、バイカル湖を目指し、最終的にモスクワを目指すルートです。

ウランバートルといえば、モンゴルが誇る世界最古のボグド・カーン・ウル国立公園があります。

しかも、モンゴルの大自然が織りなす満点の星空も魅力的です。

そして何より、透明度世界一のバイカル湖！

ロマンが溢れ出たと思いませんか？

え？シベリア鉄道が霞む？

まぁ、シベリア鉄道はおまけってことで！