マキノ高原キャンプ場
マキノ高原キャンプ場は、滋賀県北西部に位置するキャンプ場です。
冬季はスキー場、夏季はキャンプ場として営業しています。
キャンプ場へのアクセスは大阪市内から車で約2~3時間ほどなので、比較的アクセスしやすいのではないでしょうか。
そして嬉しいことに、ここマキノ高原キャンプ場内には温泉施設が併設されています。
さらにキャンプ場には、赤坂山に登るための登山口があります。
赤坂山は標高823.8mで、関西百名山の一つにあたるのだそう。
季節の花や野草を求めて、多くのハイカーさんたちが登山を楽しまれるみたいですよ。
それでは早速、自然あふれるキャンプ場のキャンプサイトや施設などを紹介していきたいと思います!
マキノ高原キャンプ場について
マキノ高原キャンプ場
- 住所: 滋賀県高島市マキノ町牧野931
- 電話番号:0740-27-0936
- チェックイン/アウト:12:00~16:00/12:00
- 料金:4,500円~※サイトにより異なる ※ごみ処理量500円/組
- HP:http://makinokougen.co.jp/
大阪市内から向かう場合、京都市を通過した後さらに北へ向かうと、右手に壮大な琵琶湖の景色が広がります。
琵琶湖を眺めていると、白鬚神社の湖中大鳥居が見えたり、壮大な琵琶湖の景色に圧倒されながらドライブウェイを楽しみます。
あっという間にマキノ高原キャンプ場に到着です。
左側の受付で、受付用紙に氏名などを記載し、チェックインです。
ここで料金を支払います。
キャンプ場料金
料金はキャンプサイトによって異なります。(※2020年9月現在の料金です)
- キャンプサイト料金表
林間サイト | 持ち込みテント 5,000円
常設テント 6,000円 |
高原サイト | 持ち込みテント 4,500円 |
広場・展望・川サイト | 持ち込みテント 5,000円 |
森の隠れ家サイト | 持ち込みテント 5,500円 |
ごみ処理料(宿泊・日帰り利用) | 500円/組 |
- 入場料
大人(中学生以上) | 300円 |
小人(3才~小学生) | 200円 |
- その他
バイク+自転車 | 1,200円+入場料 |
テント追加料金 | 2,000円/張 |
持ち込みテント(車無し) | 2,500円+入場料 |
ソロテント(車無し) | 1,000円 |
温水シャワー(3分間) | 200円 |
美化協力金 | 100円/人 |
キャンプ用品のレンタルも行っているので、万が一忘れ物があっても安心ですね!
売店
受け付け横の売店です。
薪や着火剤、アウトドアチェア、テーブルなども販売しています。
その他アルコールやかち割り氷、アイスクリーム、お土産などもここで購入できます。
朝8時頃には、地元のパン屋さんの焼き立てのパンを販売しにやってくるのだそうです。
マキノ高原キャンプ場|5つのキャンプサイトを紹介
マキノ高原キャンプ場の各キャンプサイトを紹介します。
キャンプサイトは全部で5つ、空き状況によって予約時に好きなサイトを選びます。
高原サイト
高原サイトは標高300mの場所にあります。
若干傾斜になっているので、高原サイトはテントやキャンプギアなど配置に工夫が必要そうです。
とても広々としていて、特に区画がないため比較的ゆったりと過ごせるのではないでしょうか。
広さは10万㎡、テントは約400張可能です。
下の方にはグランドゴルフ場、その奥にある白い建物の「マキノ高原温泉さらさ」があります。
展望サイト
展望サイトは標高380mの場所にあります。
高原サイトが標高300mほどの場所なので、少しだけ高台にあたりますね。
展望サイトにはテントは10張り可能です。
シーズンにもよると思いますが、平日訪れた際17時前の時点で、すでに4サイト埋まっていました。
テントサイト内に特に区画は無く、こちらも先着順で好きな場所に立てれるという感じです。
広場サイト
広場サイトは高原サイトより小高い場所にあるので、見渡す景色が広がります。
標高は350m、テントは約20張が可能です。
キャンプサイトはほとんど平坦な場所になるので、比較的テントも張りやすくなっています。
林間サイト
キャンプ場内を涼し気な川が流れている先にあるのが林間サイトです。
こちらも高原サイトと同じで、標高は300mほどの場所にあります。
見てるだけで、体感温度がグッと下がる気がしますよね。
子供たちはもちろん、大人も一緒に水遊びが楽しめます。
林間サイトの広さは約1万㎡、フリーサイトでテントは80張ほど張ることができます。
炊事棟など水場は計5つ設置されており、マキノ高原さらさの湯や管理棟・売店などにも一番近いキャンプサイトになります。
そのため、夏場は特に人気で予約も多いのだそう。
キャンプ場内に唯一あるシャワーへも、林間サイトが最も近いキャンプサイトとなります。
川遊びをしたあとに、温泉やシャワーをすぐに浴びれるのは嬉しいし、楽ですよね。
スノーピークなどの常設テントエリアでもあるので、今流行りの手ぶらでキャンプも楽しむことも出来ます。
ただし、こちらの林間サイトのみペット同伴不可となっているため、注意が必要です。
川サイト
展望サイトを降りてすぐのところにある川サイトにも、比較的ファミリーキャンパーさんたちが多く集まっていました。
こちらもフリーサイトで、テントは約20張が可能です。
川サイトの大きな魅力の一つは、四季折々の花々が迎えてくれるという点でしょうか。
春は桜が満開となり、夏場はそれらが青々とまた涼し気に生い茂っています。
さらに森林セラピーロードと呼ばれる片道約1.3㎞ほどのハイキングコースを抜けると、調子ヶ滝が姿を現します。
秋になると、黄色やオレンジに染まったイチョウも出迎えてくれるなど、四季を感じる事ができるエリアとなっています。
森の隠れ家サイト
最後に紹介するキャプサイトは森の隠れ家サイトというなんともわくわくするような名前のサイトがあります。
森の隠れ家サイトは、標高400mの場所にあり、マキノ高原キャンプ場の中で最も標高が高い場所に位置します。
川サイトを少し上った場所にあり、キャンプサイトによっては、琵琶湖が一望出来たり、一部ウッドデッキの付いているサイトもあります。
こちらは、指定サイトで15張のテントを張ることができます。
キャンプサイトまで車の乗り入れは可能ですが、搬入や撤収を終えた後は、歩いて5分程の場所にある展望サイト下の駐車場か、サニタリー棟近くの桜の木の間へ駐車しなければいけません。
シャワーとお風呂
シャワー
シャワールームは、林間サイトの近くにあります。
コイン式で、200円3分使用ができます。
コインのみなので、持って無い場合は近くの自販機か事前に売店で両替するのを忘れないようにしましょう。
3分経つと、お湯が自動でストップするので追加で必要な場合はコインを足します。
マキノ高原さらさの湯
マキノ高原キャンプ場内には温泉さらさが隣接しています。
マキノ高原キャンプ場の宿泊者以外のキャンパーや登山客なども入浴に訪れるので時間帯によってはかなり混み合う事もあると管理の方が教えてくれました。
露天風呂や、ジャグジー、水着着用で入る温泉など楽しめる施設が充実しています。
さらにレストランも同施設内にあるのも嬉しいですよね。
キャンプ場のBBQの匂いもしかり、レストランからも良い匂いが漂っていました。
番外編|星空観察
こちらは、高原サイトの午後9時過ぎくらいの眺めです。
キャンプサイトにテントを張っている数は50も無かったと思いますが、街灯もあったりと明るいなという感じでした。
マキノ高原キャンプ場の標高自体はそこまで高くはありませんが、山に囲まれていることもあり天気も変わりやすい印象を受けました。
一方で都会を離れて、遮るものもなくだだっ広い空を見上げる場所はそう多くはありません。
ゆっくりのんびり、空を見上げていると雲の隙間から都会では中々見る事の出来ない星の数々に出会う事ができました。
ちょうど流星群の時期、じーっと目を凝らしていると流れ星に出会う事が出来ます。
流星のようなものがカメラに映りました・・!
北の空には、カシオペア座がキラキラと煌めいていて、天然の天体ショーはやはり圧巻だなあと思いました。
家族でお子さんたちと過ごすもよし、友人やカップルと満天の星空の下で過ごすのも忘れられない思い出になるのではないでしょうか。
メタセコイア並木
マキノ高原キャンプ場へ行く途中、かなり人通りの多い道が出てきます。
ここはこのメタセコイア並木と言って、新・日本の街路樹百景にも選定された美しい街路樹が並木道です
駐車場は主に2ヵ所あり、こちらの駐車場と、マキノピックランド駐車場という駐車場です。
どちらも無料で利用できますが、観光客の数も多いのでゆっくり見学するなら迷わず早朝をおススメします!
青々した木々がまるでトンネルのようです。
光の加減によって変わるその緑の深さに圧倒されます。
メタセコイア並木は春夏秋冬、日本の四季に合わせて、色んな表情を見せてくれるます。
秋は真っ赤に染まったメタセコイア並木、冬は雪化粧に覆われた美しい景色が広がります。
まとめ
マキノ高原キャンプ場は美しい季節の花々や、満天の星空、ゆったりできる温泉施設や登山も楽しめるおススメのキャンプサイトです。
朝早く起きれたら、ぜひ日本の街路樹百景にも選ばれたメタセコイア並木をのんびり散歩して過ごすのもいいですね。
デイキャンプも可能なので、ぜひ一度素晴らしい景色が溢れるマキノ高原キャンプ場へと足を運んでみてはいかがでしょうか。
キャンプ日記はこちらをどうぞ!夫婦でキャンプ|マキノ高原キャンプ場で流星群とメタセコイア並木を堪能
夫婦キャンプ2回目は、滋賀県にあるマキノ高原キャンプ場へ行きました。温泉が併設され、キャンプサイトからはペルセウス座流星群を見る事ができました。キャンプ場近くには日本の街路樹百景のメタセコイア並木もあり自然に癒されました。
続きを見る