キャンプに行くとき、一番気になるのは天気ですよね。
雨が降ると、テントやタープが濡れてしまうし、そもそも設営撤収が大変。その上、青空の下のビールも楽しめず、焚き火も出来ない。
「雨が降るならキャンプ行くの辞めようかな」、「でも、せっかく休み取れたし、キャンプ場も予約取ったし・・」
そんなこんなで、キャンプ当日まで、天気予報とにらめっこ笑
と、以前の私はこんな感じでした笑
片道5時間のふもとっぱらでの遠征キャンプの機会があって、そのときに発想を変えました。
雨の日でもキャンプを楽しむ為には、どうしたらいいのだろう?
やっぱり、キャンプの醍醐味と言えば、焚き火!焚き火が楽しめれば、良いキャンプだったと思えるはず!
雨避けのタープの下で、ガンガン焚き火して、雨の日でもキャンプを堪能してやる!!
ってことで、タープの下で焚き火ができるように、火に強いタープを探すことにしました。
焚き火タープ
焚き火に使用できるタープの種類や、代用できる方法がないかを、調べてみることにしました。
タープの素材
コットン系タープ
ポリコットンやコットン素材のタープは、そもそも燃えにくく、火の粉がついても、簡単には穴が開きにくい特徴があります。
一方で、水が染み込みやすく、きちんと乾かさないとカビてしまう欠点があります。
ポリエステル系タープ
ポリエステル素材のタープは、火の粉がつくとすぐ穴が空いてしまいます。また、燃えやすいため、下手すると全焼してしまう可能性も。
ポリエステル素材のタープの中には、難燃加工が施されていて、火がついても燃え広がりにくくなっているタープもあります。
その他|難燃シート
タープの下に、難燃シートや防火シートを取り付けて、タープの中で焚き火をする方法もあります。
わたしたちが実際に購入したもの
テンマクデザインの「焚火タープコットンヘキサM」
テンマクデザインは、焚き火タープをたくさん取り扱っていて、様々な形状のタープがあります。
もちろん、火の粉が燃え移りにくい、コットン素材のタープも多く扱っています。
私たちは、コットン素材のテンマクデザインの焚火タープコットンヘキサMを購入しました。
背の高いポール
念には念をということで、タープと焚き火との距離を出来るだけ離せるように、背の高いポールを購入しました。
なお、購入したのは、FIELDOORのアルミテントポールというものです。
高さ280cmのポールで、4分割することが出来ます。また、1番上のポールは、ワンタッチで8段階の調節が出来る仕様になっているので、細かく高さ調整が出来ます。
太さは、直径32mmあるので、強度的にも問題ない代物だと思います。おすすめの一品!
雨の日の焚火の感想
実際に、タープの下で焚き火を楽しんだ時の感想です。
目が痛い
焚き火の上を、タープが覆っているためか、一旦煙がタープ内に留まります。
その為、タープ内が少し澱んだ感じに笑
そして、風向きにもよりますが、直接顔に煙が来やすいのか、目が痛い!
煙の量が多い
実は、地面からの湿気が多かったり、薪が湿気てると、煙の量が増えちゃうんですよね。
雨が降ってるせいで、どうしても自然と湿度が高くなります。
また、私たちは、薪を直接、地面に置いていた事もあって、薪自体も湿気てしまったと思います。
相乗効果によって、無茶苦茶、煙の量が増えたんだと思います笑
雨自体は、どうすることもできませんが、薪自体が湿気ないように、薪おき台を用意するのが良さそうです。
これがあれば、朝露対策にもなるので、朝から焚き火するよって人には、おすすめです!
テントが燻される
雨の中の焚き火を堪能し、上機嫌でテントの中へ。
テントが見事に燻されてました笑
それもそのはず、今回のキャンプは、雨予報だったので、小川張りをしていました。
そのせいで、煙の出口が片側、塞がれた状態になってたんですよねぇ。。。
ひょっとして、煙が籠ってたのはこれが理由?笑
おわりに
色々と悲しいこともあったけど笑、雨の中でのキャンプも十二分に楽しむことが出来ました。
タープから雨が滴ったり、雨がテントに当たる音を聞きながら横になったりと、風情があって、雨の中のキャンプも中々乙でした。
ぜひ、一度体験してみてください!
注意ポイント
雨に濡れたテントやタープを乾かさずに置いておくとカビが生えてしまいます。必ず乾かしてから保管してください。