私たちは、自然に囲まれた中で美味しいコーヒーを飲むのが楽しみで、海や山に出かけます。
あるとき、飛行機に乗って旅行に行く機会があったのですが、
といったようなやり取りがありました。
そこで今回は、
- 旅行先でバーナー使いたいんだけど、何かいい方法ないかな?
- 山登り用にオススメのバーナーが知りたい!
- デイキャンプでも気軽に使えるバーナーが欲しい!
こういったモヤモヤを解決します!
このような悩みを抱えている人にオススメなのが、カセットボンベタイプのバーナーです!!
なぜカセットボンベタイプのバーナーがオススメなのか?
オススメのカセットボンベタイプのバーナーについて紹介します!
旅行にオススメのバーナーとは?
カセットコンロ・ガスバーナーのガスボンベやアルコール・ガソリンなどの液体燃料、固形燃料は飛行機では運べません。
機内持込みも出来ないし、預け入れ荷物として預けることも出来ません。
一方で、燃料の残っていないキャンプ用カセットコンロ・ガスバーナー(本体)は、飛行機で運ぶことが出来ます。
旅行先でお湯を沸かして美味しいコーヒーを入れるために必要不可欠なことは、
- 旅行先で燃料を手に入れる
- 燃料を使いきる(帰りの飛行機に持ち込み不可のため)
- ごみを処分する(帰りの飛行機に持ち込み不可のため)
この3点を考慮する必要があります。
これら3点のハードルをクリアしないといけないんですが、カセットボンベであれば、割と簡単に解決することができました。
ハードル1.旅行先で燃料を手に入れる
旅先で簡単に燃料を手に入れる方法として、つぎの3つの方法をオススメします。
- Amazonで購入して、旅行先のコンビニで受け取る
- 旅行先のホテルに相談して、受け取ってもらう
- コンビニやスーパーでカセットボンベを購入する
ハードル2.燃料を使いきる必要がある
帰りも飛行機に乗る場合は、燃料を処分する必要があります。
処分するには、燃料をすべて使いきる必要があるんです。
そこで、ガス抜きが簡単にできるカセットボンベをオススメします。
カセットボンベのガス抜きについて
カセットボンベのガス抜きですが、実はとても簡単にできます。
カセットボンベのキャップを外して先端部を下向きにし、コンクリートなどに押し付けます。
すると、勢いよくガスが抜けて行きます。
ガスが完全に出なくなった後、カセットボンベを振り、「サラサラ」とした音がしなければガスが完全に抜けきった状態です。
あとは、地域自治体のゴミ出しの取り決めに従い処分しましょう。
※昔は、カセットボンベに穴をあけてましたが、最近は穴をあけずにゴミに出してくださいというルールに変わっているので注意が必要です。
ハードル3.ごみ捨て問題
カセットボンベにしろアウトドア缶にしろ、ガスを完全に抜いたとしても、空缶の処分に困ったりします。
ガスが残っていなければ、処分してくれるキャンプ場やホテルも多いので、一度相談してみると良いかと思います。
特にカセットボンベは、ガスが空でも空じゃなくても、受け取ってくれるところが多いみたいです。
カセットボンベで使えるバーナーがオススメ!
大きく3つのハードルがありますが、ここまでを踏まえるとカセットボンベならクリアできそうですよね!
そこでおススメなのが、カセットボンベでも使えるバーナーです。
カセットボンベって、カセットコンロでも使えるので、普段使いができますよね。
「家に何本かストックしてるよ!」という方も多いと思います。
だからこそ、バーナー自体たまにしか使わない方や、試しにキャンプをしてみたい方にもオススメです。
カセットボンベの規格について
カセットコンロやカセットボンベは、JIS規格によって形状が定められています。
そのため、どのメーカーの商品であっても取り付けることが出来るんです。
※JIS規格品に限った話なので、海外製品等には気をつけてくださいね。
その反面OD缶については、JIS規格がありません。
しかし、ヨーロッパのEN417規格で作られている商品が多く、現実的には互換性があります。
※日本の規格ではないので、万が一の事故が起きた際、取り返しのつかないことになります。そのため異なるメーカーのバーナーとOD缶とを組み合わせて使うべきではありません。
カセットボンベタイプのバーナーの特徴
燃料(=カセットボンベ)が手軽に手に入るのが最大の特徴ですが、それ以外でカセットボンベタイプのバーナーの特徴にはどんな点があるでしょうか?
メリットとデメリットについてみていきましょう。
メリット:燃料が安価
カセットボンベは、1缶250gのもので100円程度になります。
一方でOD缶は、1缶250gのもので500円程度になります。
OD缶と比べるとカセットボンベの方がはるかに安価ですよね。
デメリット:火力が弱い
OD缶タイプのバーナーと比べると、火力が弱く、火力の調整が出来ません。
また、気温が10℃以下の環境下では火力が落ちることがあります。
ちなみに低温下でも火力が安定するSOTOのパワーガスというカセットボンベもありますよ!
カセットボンベタイプのオススメのバーナー
カセットボンベタイプのオススメのバーナーについて、紹介したいと思います。
イワタニのジュニアコンパクトバーナー
カセットコンロのメーカーとして有名な、イワタニもアウトドア用のバーナーを発売しています。
それがこちらのジュニアコンパクトバーナーです。
特徴1.値段が安い
私たちが購入したときは、税込み3,341円でした。
バーナーでこの値段は非常にお買い得だと思います。
最近人気のせいか値段が高騰しているようですが、アウトドアショップやスポーツ用品店でも手に入るので、足を運んでみるのが良いと思います。
特徴2.専用ハードケースがついている
収納ケースとしてハードケースがついてくるのは、非常に助かりますよね。
SOTOのレギュレーターストーブ ST-310
次にオススメなのが、SOTOのレギュレーターストーブです。
お値段が税込み6,380円と、イワタニのジュニアコンパクトバーナーと比べると割高ですが、機能が充実しているので本格的にアウトドアを始めようと考えている方にはオススメです。
特徴1.レギュレーターがついている
レギュレーターがついているため、低温下での火力が安定し、長時間の調理が可能になります。
カセットボンベの弱点を補った機能ですね。
特徴2.色んなオプションがある
溶岩石プレートやスモークが出来るキットなどのオプション品が豊富にあります。
イワタニのジュニアコンパクトバーナーもそうですが、点火装置が下の方あるので、点火操作が若干やりにくいんです。
オプション品の点火アシストレバーを取り付けることで、点火操作がしやすくなるので、合わせて購入されることをオススメします。
まとめ
- 旅行先で簡単に手に入る
- ごみを処分しやすい
このような視点で考えると、旅先でもオススメのバーナーは、カセットボンベタイプのバーナーです。
カセットボンベは家庭でも良く使うので、カセットボンベタイプのバーナーは、ときどき山へ登る方や試しにデイキャンプで使ってみたい方にもオススメのバーナーになっています。
カセットボンベタイプのバーナーとして、イワタニのジュニアコンパクトバーナーとSOTOのレギュレーターストーブの2つを紹介しました。
- 手軽に始めてみようかな?⇒イワタニのジュニアコンパクトバーナー
- 本格的に使いたい!⇒SOTOのレギュレーターストーブ
をオススメします。
ぜひ参考にしてみてくださいね!