キャンプギア

【失敗談から学ぶ】アウトドアに最適のタンブラーの選び方とオススメ

アウトドアに最適のタンブラーの選び方とオススメのタイトル

テントやタープの設営で汗をかいた後の一杯、焚火を楽しみながらの一杯、山登りの休憩に飲む一杯、絶景を拝みながらの一杯・・・など。

コーヒーを飲むにしろ、ビールを飲むにしろ、その飲み物にあったタンブラーがあるとより一層美味しく感じますよね!

じゃがいも
どれも至極の一杯

そこで今回は、

こんな方におすすめ

  • タンブラーって種類が多いけど、どんな感じで選べばよいの?
  • アウトドアでオススメのタンブラーが知りたい!

こういったモヤモヤを解決します。

吟味しながらタンブラーを選んではいるものの、実際に使ってみるとイマイチなことも。気付けば家にはたくさんのタンブラーが(笑)

そんな失敗を重ねてきた私が、一押しのタンブラーを紹介します!

細かい事は抜きにして、「一番オススメのタンブラーは?」と聞かれたら、こう答えます!

コレがおすすめ!

タンブラーの選び方

タンブラーの選び方

タンブラーとは?

タンブラーグラスは、シリンダー形のグラスで、通常コップと呼ばれているものです。

出典:wikipedia

じゃがいも
タンブラー=コップ???

私がイメージするタンブラーは、蓋が付きの細長い入れ物で、コップは、どちらかというと寸胴のイメージなんですけど・・。

細かいことは抜きにして、飲み物を入れるもの全般を対象にします(笑)

あなたにとっての至極の一杯とは?

タンブラー選びでは、これが一番重要です。

  • 暖かいもの?冷たいもの?
  • お茶?コーヒー?ビール?

「なにを飲みたいか」によって、選ぶべきタンブラーが大きく変わってきます。

じゃがいも
まずは、あなたにとっての至極の一杯をイメージ!

素材をチェック

至極の一杯をイメージしましたか?次はさくっと素材をチェックします。

プラスチック製のものや、ステンレス製のもの、銅・チタン製のものなど種類はさまざま。

  • プラスチック製:熱伝導率が低い。軽くて安いのが特徴。
  • ステンレス製:金属製の中では、熱伝導率は低いが、ゆっくりと冷たさや温かさがつたわるのが特徴。
  • 銅・チタン製:熱伝導率が高く、すぐに冷たさや温かさがつたわる。

プラスチック製のタンブラーに比べて、ステンレス製のタンブラーの方が保温性が高いってよく聞きますよね?

これは、素材自体の性能ではなく、タンブラーの真空断熱構造が関係しています。

じゃがいも
当たり前の事なんですが、ここ凄く重要!

よく理解していないと、私みたいに失敗します(笑)

断熱構造とは

真空断熱構造とは

真空断熱構造とは、側面や底面の壁を二重にし、その内側を真空にした構造のことです。

真空にするだけで、めちゃくちゃ熱が伝わりにくくなるので、この構造にすると、保冷力や保温力が高くなります。

その他にも、内側に断熱材を入れた断熱構造や、内側に隙間を作っただけの中空断熱構造などがあります。

色々とありますが、どれも熱を伝えにくいものを内側に挟み込むことにで、熱が伝わりにくくなるようにしているんです。

参考

ステンレス製の魔法瓶は、内側のステンレス素材と真空部分との間に、金属箔が入っています。この金属箔は、内側の熱を内側に反射します。(熱放射による放熱を防ぐ)そのため長い時間、温度を一定に保つことが出来るんです。

結局のところ、至極の一杯に合わせたタンブラーの構造とは?

たまご
キンキンに冷えたビールをグイっと飲みたい!

⇒ グラス自体もキンキンに冷える銅・チタン製のタンブラーがオススメです!

じゃがいも
のんびりビールを楽しみたい!

⇒ 保冷力が高い、真空断熱構造のステンレス製のタンブラーがオススメです!

たまご
ほっと一息、暖かいコーヒーが飲みたい!

⇒ 保温力が高い、真空断熱構造のステンレス製のタンブラーがオススメです!

このようにどんな目的で飲みたいかによって、オススメのタンブラーの構造って変わるんですよね~。

じゃがいも
タンブラー、奥が深し!

また、好みによっても選ぶタンブラーの形が変わります。それが、『飲み口の形状』です。

飲み口の形状

飲み口の形状が、薄い厚いかによっても、味が変わるって知ってましたか?人間って繊細ですよね。

例えば、コーヒーの種類によっても相性の良い飲み口があるんです。

  • 飲み口が薄いと、口当たりが軽くなるので、酸味が効いたコーヒーと相性が◎
  • 飲み口が厚いと、口当たりがまろやかになるので、コクの深いコーヒーと相性が◎
じゃがいも
私個人の好みは、コーヒーなど温かいものは「厚い飲み口」、ビールなどの冷たいものは「薄い飲み口」が好みです

参考

グラスの形によっても、味が変わると言われています。

アウトドアに特化したタンブラーの選び方

アウトドアに特化したタンブラーの選び方

今までは、一般的なタンブラーの選び方でした。ここからは、使う場面をアウトドアに特化したタンブラーの選び方を紹介します。

スタッキング性が高いかどうか

スタッキングとは、重ねてコンパクトに収納すること。

登山やキャンプでは、特にコンパクトに収納できるかどうかが、重要なポイントですよね!

真空断熱構造などの2重構造のものは、タンブラーとしての性能は最高なんですが、スタッキング性が悪いんですよね。

じゃがいも
ここが非常に悩ましいポイント!

意外と見落としがちな洗いやすさ

細長い形状のものだと、結構洗いにくいんです。

洗いやすさの優先度は人それぞれですが、私としては、キャンプ中は出来るだけ簡易に洗いたい(笑)

なので、洗いやすい形状かどうかは、非常に重要なポイントかと思います。

実際に購入したタンブラー比較

実際に購入したタンブラー比較

ここでは、実際に購入したタンブラーについて、メリットデメリット買い替えた理由をふまえて紹介します。

エントリーNo.1|ステンレス製のシングルマグ

指宿でのシングルマグでのコーヒーブレイク

まず、最初に購入したのが、このステンレス製のシングルマグです。

私がこのタンブラーを買おうと悩んでいた際、説明文に二重断熱構造で保温性◎って書いてあったんです。

じゃがいも
二重断熱構造で、スタッキングできるとか最強やん!と思い、すぐポチりました。(この時点で違和感を持つべきですよね・・・)

初使いは、とある海岸でのコーヒーブレイクでした。

正直、商品が届いたときに、なんとなく嫌な予感がしていたんですけどね・・・。

じゃがいも
熱すぎて、どこも持てない(笑)

その結果、こちらのタンブラーはメインのタンブラーから外れました(笑)

でも、これスタッキング性能が非常に高いので、使い方によっては全然ありなタンブラーです。

しかも、価格も4個で1500円とかなり安い

じゃがいも
スタバみたいに、スリーブ付ければ良いかも!

エントリーNo.2|サーモスの真空断熱タンブラー

ふもとっぱらでの真空断熱タンブラーでの乾杯

次に購入したのが、こちらサーモスの真空断熱タンブラー(420ml)です。

420mlのタンブラーだと、350ml缶のビールを、泡までぴったり良い感じに注ぐことができます。

真空断熱タンブラーなので、保冷力・保温力ともに抜群で、長時間冷たさがキープされてました!

まさに、ビールにもってこいのタンブラーですね。

2個セットだと、少し安く買えるという点も良いところ♪

しかし、2重構造になっているのでスタッキングができません

また、タンブラーの底が深いため、非常に洗いづらく、キャンプ場では使わなくなりました。

じゃがいも
コーヒーも飲んでみたけど、口の形状が薄口のためか相性はイマイチでした(ここは個人差があると思います)

エントリーNo.3|サーモスの保冷缶ホルダー

サーモスの保冷缶ホルダー

次に購入したのが、こちらサーモスの保冷缶ホルダーです。

この商品、直接飲み物を入れて使うのではなく、缶を丸ごと中に入れて使用します。

実際に使ってみた感想ですが、1時間ぐらいは、冷たさがキープされていました。

私は、いつも30分くらいで飲み干してしまうため、最後まで冷たい状態で飲むことができます。

もちろん結露しません。

一番のポイントは、タンブラーと違い、中に飲み物を注がず、缶の入れ替えだけを行うところ。

これによって、違う味の飲み物を飲む時に、洗う必要がありません

キャンプなどのアウトドアなんかだと、正直、洗い物がめんどくさいですよね。

これなら、毎回洗う必要もないので、非常におすすめです。

ただし、この缶ホルダーだと、缶以外の飲み物やコーヒーを飲むことが出来ないので、用途がかなり絞られます。

※値段が倍近くしますが、飲み口がつけたり外したりできるタイプもあります。

エントリーNo.4|スノーピークのチタンシングルマグ

スノーピークのチタンマグ

次に購入したのが、スノーピークのチタンシングルマグです。

スノーピークのチタンシングルマグは、シングルマグなのでマグ自体は熱さや冷たさを感じます。でも取っ手付きなので、問題なしです。

また、この取っ手は折りたためるので、スタッキング性も◎

スノーピークのチタンシングルマグシリーズは、1つ上の容量のマグの中にスタッキングできるようになっています。

例えば300ml容量であれば、中に220ml容量のマグが入ります。

さらに450ml容量買えば3段のマトリョーシカのようにスタッキングも可能。

じゃがいも
私たちは、220mlと300mlの組合わせを買いました(写真参照)

とにかく、軽量かつコンパクトに収納できるので、山登りなどのアクティブなアウトドアにはもってこいって感じです。

じゃがいも
ただ、ちょっとばかり独特の味(金属の味?)がします

保冷力や保温力は全くないので、のんびり楽しむキャンプには、あまり向いてないかもです。

でも、見た目が可愛いのと、コンパクトに収納できるので、気付いたらいつもカバンに入ってます(笑)

たまご
カラビナでリュックに付けれるのも◎

エントリーNo.5|スタンレーのスタッキング真空タンブラー(おまけ)

スタンレーのタンブラー
出典:Amazon

これはまだ購入してないんですが、次に狙っているスタンレーのスタッキング真空タンブラーです。(←何個買うの?笑)

二重断熱構造のタンブラーなんですが、スタッキングできるようになっています。

口元が少し厚いタイプのタンブラーになっているので、コーヒーを飲むのにちょうどいいかなぁと考えています。

ただ、口元がステンレス製のため、熱くなる可能性があるのかな?

どちらかというと冷たい飲み物に適しているかもしれないですね!

アウトドアでオススメのタンブラー

アウトドアでオススメのタンブラー

私もまだまだ『至極の一杯』のために、タンブラーを探し続けている途中ですが(←え?)

現時点でのアウトドアでオススメのタンブラーは、

コレがおすすめ!

たかがタンブラー、されどタンブラー。タンブラー手に一つ取るにしても、かなり奥深い世界だと思いませんか?

ぜひ、あなたの至極の一杯に合わせて、タンブラーを選んでみてください。

アウトドア関連の記事を読む

スポンサーリンク

-キャンプギア