南米縦断旅行12日目のプラン
南米縦断旅行12日目の朝を迎えました。
ウユニ塩湖のホテルで、最後の朝ごはんです。
今日もいい天気。ルナ・サラダホテルのレストランから見える景色は、遮るものが何もなくて、ほんとに何もなくて。
こんなに贅沢な思いをして良いのだろうか?とつくづく思います。
目の前に建物も何もなく、凸凹もない風景ってよくよく考えてみると、あんまり見たことないなあと思いながら、目の前の景色をしっかり焼き付けます。
2泊以上同じ土地に滞在することって、あまり無いからか、なんだか少し寂しいような・・。
今日も一日最高の日にしたいと思います!
ウユニ塩湖よ、グッバイ!
荷物をまとめて、ロビーへ行くと頼んでいた空港シャトルが、すでに着いていました。
ホテルから空港までのシャトルは、一人あたり12ドル。
タクシーよりは、割高にはなるけど仕方ない。
インテルナシオナル・ラ・ホヤ・アンディナ空港 (Aeropuerto Internacional La Joya Andina)
ウユニのインテルナシオナル・ラ・ホヤ・アンディナ空港( Aeropuerto Internacional La Joya Andina)に到着。
なんて話しながら、税関手続きへと向かうと・・
「空港税払った?」と言われ、忘れていたことに気付き、カウンターへ向かいます。
空港税は、Bs.11(約160円)。
「空港税の支払いをしたいんだけど」と伝えると、今度は「チェックインしてきて」と言われ・・・。
と思ったら、どうやらカウンターでのチェックインが必要らしい。
WEBチェックインの意味(笑)
チェックインカウンターで、WEBチェックインの画面とパスポートを提示して、紙のチケットを受け取ります。
その紙をもって空港税の支払いを済ませると、チケットの裏にこんな感じでシールを貼ってくれます。
3日ぶり!ボリビアのラパスへ
ボリビアーナ航空の機体までは歩いて向かいます。
それにしてもいい天気だなあ。
ここから約1時間のフライトを経て、再びラパスへ戻ります。
飛行機から眺めるウユニ塩湖も、また格別でした。
飛行機の窓から見える景色を眺めていると、1時間のフライトなんてあっという間です。
ラパスの町
ラパスに再び戻ってきましたー!
空港でタクシーをつかまえて、なんだか「帰ってきた!」って感じ。
タクシーが走る道が、3日前の市内へのルートとはまた違っていたのでちょっとビビりつつ(笑)
近道だったのか?すり鉢状のエリアをくねくね通っていくと、無事ホテルに到着しました。
アーリーチェックインできたので、部屋に荷物を置いてラパス市内観光へ出かけます。
ラパス市内は、相変わらず車の渋滞がすごい。
隙あらば車が入ってこようとするから、レンタカーとか絶対運転できないな、と思った(笑)
ランチ
お昼ご飯を食べるために、散策。
ホテルから10分ほど歩いた先にあるカフェでランチをとることにしました。
アンティクーチョ(Anticucho)のサンドイッチとチャイラテ。
じゃがいもさんは、ポークサンドイッチとカフェラテ。
ぜんぶで1,600円とすこし割高だけど、Wi-Fiもさくさくだったし、なによりサンドイッチ美味しかったな。
しっかり腹ごしらえをして、いざ目的の場所へ!
ミテレフェリコでラパス市内を空中散歩
ミテレフェリコはケーブルカーのことで、ラパスで暮らす人たちの生活の足になっています。
ふと空を見上げると、ケーブルカーがまるで空を飛んでいるみたいな景色。
ふと頭上を見ると、カラフルなケーブルカーが、すり鉢状になっている頂上とダウンタウンとを繋いでいるのが目に入ります。
赤色のケーブルカー(レッドライン)の発着地点でもある、Estacion Centralを拠点にして、これからちょっとだけ空中散歩の旅へ出かけます♪
チケットを購入して、自動改札機を通過すると赤色のケーブルカーが並んでいました。
平日だからか、混んでいないのか、ほとんど貸し切り状態で乗車できました。
ケーブルカーがどんどん上昇していきます。眼下にはラパスの町が広がっています。
15分ほどで、エルアルト(El Alto)に到着。
エルアルトの町には、ブルーラインのケーブルカーの発着駅があります。
なんだか、空が近くなった気がするなあ。
エルアルトの町からは、ラパスの町はもちろん、雄大なアンデス山脈を贅沢にも背景にみることができます。
こうしてみると、「すり鉢状のラパスの町」ということがよく分かります。
ラパスの生活の在り方を、少しだけ垣間見ることができたような気がしました。
エルアルトで少しのんびりして、再びチケットを買ってケーブルカーに乗車。
今度は下りの景色を楽しみます。
こちらはお墓。
ラパスのお墓は、以前テレビで見たことがあったけど、当然国によって埋葬の方法や祀り方も違いがあって。違いがあるってとても興味深いなあと思う。
均等に並んでいるけど、上の方のお墓はどうやって手入れされてるんだろう?
そんなことを考えていると、色とりどりの風景が目に入ってきました。
レッドラインのミテレフェリコに乗ると、このカラフルに装飾された家を見ることができます。
メキシコのグアナファトや、韓国の甘川文化村を彷彿とさせる、そんなことを思いながら。
そういえばリマのバランコ地区にも、壁画アートがあったなあ。
オレンジ色のレンガ調の家が多いこのラパスの町に、なぜこのようなカラフルに彩られた家があるのか?
気になって調べてみると、ボリビア政府とこの地区に元々住んでいる先住民アイマラ(Aymara)とで掲げた、観光地化プロジェクトなるものによって生まれたらしいです。
国をあげて、観光に力を入れているんですね。
2019年に始まったから、プロジェクトが浸透するのはこれからなのかなあ。
ラパスの町は、高層にある家ほどいわゆる貧困層が暮らす場所と言われています。
たとえば日本だと、「いかに高層階に住んでいるか」がステータスみたいな感じだけど?
ラパスの町は、なんせ標高4,000m近くあるから、高層=酸素が薄いんです。
ラパスの魔女通り
再びラパスの町へ戻り、市街を町歩き。
魔女通りには、怪しげな薬とかリャマのはく製などが売られていて、見ているだけでも楽しめちゃう場所です。
魔女っぽいおばあちゃんがお店の奥に佇んでいたり、通り全体の雰囲気までほんとうに魔女っぽい。
魔女通りでは、お土産用の指人形を購入しました。これは、おばあちゃんが奥で編んでいたものです。
小さい頃から、なぜか魔女に憧れがあって(おジャ魔女どれみとか大好きだった!)。
また一つ、夢が叶った瞬間でした。
Qantu Hotelで晩ご飯
ホテルに戻り、晩御飯を食べることにしました。
今日のご飯は、ピケマチョ(Pique macho)!
ピケマチョとは、実はペルーで有名なロモサルタードの別名なのです。
ペルーはアルパカ肉、ボリビアではリャマ肉を食べるという違いはあるみたいだけど、味はトマトベースで食べ馴染みのある感じです。
こちらのチキンカツは、MIRANESA DE POLLO(ミラネサデポージョ)と言って、ボリビア料理のひとつ。
衣がサクサクで、美味しい!
屋台では、卵のみで揚げちゃうんだとか!
ちなみにミラネサはミラノ風という意味です。
本日のお宿「Qantu Hotel」
Qantu Hotel
- 住所:Av. Illampu No. 740, La Paz, Bolibia
- チェックイン/アウト:14:00~/11:00
- 料金:4,000円~
- 備考:シャワー○、ドライヤー○
- HP:myqantuhotel.com
今日泊まるホテルは、3日前と同じ「Qantu Hotel」です。
魔女通りまで徒歩2分だし、ラパスの中心地にあるので観光にも便利な立地です。
屋上のレストランは開放的で眺めも良いので、つい長居してしまう・・。
今日も良い日だったなあ。
南米縦断旅行13日目!クスコで史跡を堪能!マチュピチュへ
マラスの塩田やモライ遺跡などクスコの魅力をたっぷり堪能!そしていよいよマチュピチュへ!マチュピチュへはペルーレイルにて、束の間の電車旅です。