南米縦断旅行5日目のプラン
朝ごはん
朝6:30、ホテルのビュッフェ会場で朝ごはん。
アルゼンチンて、いわゆる菓子パンをよく食べるみたい。
朝ごはんのビュッフェにも、甘い系統のパンやケーキが4種類、チーズとハムのサンド、あとはフルーツポンチ、シリアル、ドライフルーツなんかが置いてありました。
世界遺産!ロス・グラシアレス国立公園へ
朝7:20頃に、今日参加するツアーのミニバスが到着。
ちなみに今日のツアーは、日本で現地のツアー会社へ直接申し込みをしました!
今日は、エル・カラファテ(El Calafate)から、西へ130㎞ほどの場所にある国立公園「ロス・グラシアレス国立公園(Parque Nacional Los Glaciares/Los Glaciares National Park」へ向かいます。
ポイント
ロス・グラシアレス国立公園は、1981年にユネスコ世界遺産に登録されている、世界で3番目に大きな氷河地帯。氷河は、お隣の国でもある、チリとの国境沿いまであります。
各ホテルのピックアップを済ませると、大きなバスに乗り換えます。
このバスでロス・グラシアレス国立公園へ向かいます。
バスからの景色。
パタゴニア地方の雄大な自然が広がっています。
ホテルを出発して、約1時間半、ロス・グラシアレス国立公園の入り口に着きました。
ここで、チケット代を徴収されます。
一人800ペソ(約1,000円)。
チケットゲット\(^o^)/
バスはどんどん国立公園内を走ります。
すると、奥に氷河らしき塊が見えてきました・・!!
バスを降りて、舗装された道を進みます。
先ほどバスから見えていた氷河が、どんどん近くなってきました。
とうとうその姿が目の前に・・!
ここはロス・グラシアレス国立公園の展望台。
展望台で30分ほど自由行動です。
自然がつくりだす景色。
運が良ければ、氷河が崩れ落ちる瞬間を目の前にすることも出来るみたい。
「地球が生きている」そんな風に感じました。
ポイント
ペリト・モレノ氷河は、成長と崩壊を繰り返す、世界でも珍しい「生きた氷河」と言われています
ペリト・モレノ氷河|ビッグアイス ツアー
Los Glaciares National Park の展望台を見たあとは、近くのお土産屋さんでお土産を見たり、軽食を取ったり、トイレ休憩を済ませます。
再びバスに乗り、10分程走ったあと、船乗り場に到着しました。
船のチケットを受け取ります。
ちなみに船のチケット代は、ツアー料金に含まれています!
船上からの景色も圧巻。
風が冷たいけど、頑張って大自然を噛みしめます。
船に乗り15分ほどで、陸地に着きました。
語彙力が試されると思うんだけど、ほんっっとうに!凄い場所!!!
地球上にこんな場所があったんだなと、ただ驚かされます。
歩き進んでいくと、テント小屋に到着。
ここで、命を守るためのヘルメット、ハーネスを受け取ります。
あとは、ここで注意事項を確認します。
今回のツアーは英語かスペイン語の2択。
もちろん私たちは英語一択。
それぞれの言語別の班に分かれて、ツアーに参加する感じだったんですが・・・
全く聴き取れなくて、ビックリ(◎_◎;)
そして、よくよく聞いてみると・・・
急いで、英語の班の場所へ向かいました。
危なかった。
約5時間もの間、頭にハテナを浮かべながらツアーに参加するところでした。
ヘルメットと、ハーネスを装着して氷河を目指します。
まずは、氷河を横目にひたすら陸路を進みます。
氷河との境目を見れるなんて!!と興奮!
滝も流れています。
一時間半ほど歩いたところで、少し休憩。
ここで足のサイズを伝えて、アイゼンを受け取ります。
アイゼンを持って、再び歩き始めること約30分、氷河トレッキングの麓に到着しました。
ここで、ガイドの方にアイゼンを着けてもらって、いよいよ約3時間半の氷河トレッキングのスタートです!
氷河を歩くときのポイントを、ガイドさんが教えてくれました。
- 足を外側に開きながら歩く
- 傾斜のある上りや下りは、足を90度にすると歩きやすい
- 止まっている時も、足は「八の字」で停止する
など。
そして重要なのは、ガイドさんの後ろを歩く事!!
氷河が溶けて、ズボっとなる可能性もあったり、危険な事もあるから、一列で歩くように!とのことでした。
言葉では言い尽くせない、絶景の数々を写真で振り返ります!!!!!!
美しい氷の表面。
人がこんなにも、小さく映って見えます。
色んな場所から、氷河の上に立って、景色を見てみたくなるなあ。
ここで、探検隊ごっこ?記念撮影スポットです。
足場をつくってくれて、写真撮影できるようにしてくれています。
途中15分のランチタイム。
パン屋さんで買ったサンドイッチと、持ってきたコーヒーを頂きました。
記念写真♥
まだまだ歩きます!
ここからあと40分くらい!
傾斜が続いたけど、氷河の高台に到着!!
目の前にも絶景が広がります。
当然と言えば、当然なんだけど、氷河を近くで見るとシャリっとした氷の粒が。
点で見ると、見方も変わってくる。
氷の裂け目の近くまで見せてもらえることに!
ハーネス大活躍!
ガイドさんが、氷河の表面を削るとプクプクって気泡が浮かんでくるんだけど、これって、酸素が出ているらしい。
ほんとに、生きた氷河。
生きてるんだなあと感じます。
せっかくだから?氷河の水を飲んでみると・・
氷河水を飲み過ぎたせいか、帰ってから少しだけお腹痛かった。
帰りは、来た道を戻って、ひたすら歩く。
ガイドさんの足が長いからか、歩幅を合わすのに一苦労。
行きよりも、かなり足取りが遅くなってます(笑)
16時過ぎ、日に照らされた影響からか、氷河の上を歩く足音が、出発時と変化していることに気付きます。
ザクザク感が増して、溶けているような、そんな感覚。
なんだか複雑な気持ちだけど、「再生と崩壊を繰り返すぺリト・モレノ氷河」の生き様のようなものを感じました。
船乗り場まで歩いて、迎えの船がくるまで休憩。
アイゼンを外した時の、足の軽さといったら最高ー!
対岸では、ミニトレッキングツアーも開催してるみたい。
船もちっちゃいな~。
写真を撮っていたら、知らないおじちゃんが、ポーズ決めてくれたのでパシャリ。
オンザロックアイス
迎えの船に乗り込みます。
そしてお待ちかね・・!
ペリト・モレノ氷河の氷でつくったオン・ザ・ロックをいただきます!!!
なんて贅沢な時間なのだろう・・。
幸せ。
帰りのバスの中は、いつの間にか爆睡してました。
ペリト・モレノ氷河の「あお」は、光の入り具合や、見る角度によっても変わってる気がしたし、吸い込まれそうな色でした。
「あおいろ」ってひとことで言っても、何種類もあるんだけど、強いて言うならフォゲットミーナットブルー(Forget-me-not blue)という名前を付けたいなあ。
※実際に存在する色の名前です。
別名「勿忘草色(わすれなぐさいろ)」
何だか色の名前すらぴったりな気がしました。
ペリトモレ氷河を始めて見たとき、一瞬で「アルゼンチンの国旗」の色が浮かびましたとさ(*^_^*)
参考
Hielo & Aventuraのツアー情報はこちら!
TODAY’S SPECIAL♪
バスでエル・カラファテの町へ戻り、夜ごはんを食べることにしました。
何件かチェックしていたお店を見て、その内の一つに入りました。
わんちゃんがお出迎え。
店内へ入ると、羊の丸焼きがありました。
外で待っている人もいたけど、予約無しだったのに、すぐに案内してくれました。
お通しのパンとサワークリーム。
ほんのり温かくて、サワークリームはガーリックが効いて、めちゃくちゃ美味い。
マッシュルームリゾット。
ご飯の芯が残った少し硬めのご飯に、チーズ絡んで美味でした。
上にのっているいチーズを焼いたのを一緒に食べると、違った風味が楽しめました。
メインはラム肉のステーキ。
ステーキの中で、一番値段が安かったのもあって、こちらを注文。
臭みが無くて、食感は熟成したハムのような感じ。
味付けは、ローズマリーとお塩のシンプルなものだったけど、汗かいたからか、塩が身に染みた。
飲み物はお水。
ディップソースが2種類あって、ガーリックとパプリカが効いてて、これまた美味しかった。
全部で2,000ARS、日本円で3,000円しないくらい。なかなかの良心的お値段かと。
お腹空いてたら、足りなかったかもしれないど、今日の量はちょうどよかったみたいです。
20時半でも、まだ外は明るくて、びっくり。
ホテルまでの上り坂20分良い運動になりました。
それにしても、ペリト・モレノ氷河のビックアイストレッキングツアー、楽しかったなあ。
久しぶりに、体を動かしたのも良かった。
世の中、まだまだ知らないこと、知らない景色がたくさんあるね。
南米縦断旅行6日目!トレス・デル・パイネ国立公園へ!チリ入国!
トレス・デル・パイネ国立公園のトレッキングツアーに参加して、パタゴニアの大自然を堪能!バスでチリの国境を越えます!