登山の時、必ずと言っていいほど、持っていくジェットボイル。
お昼ご飯のカップラーメンと、山頂での美味しいコーヒーは、欠かせません。
ちなみに、遠征先での登山では、イワタニのガスバーナーを使ってます。
これだと、ガスボンベで火が使えるので、遠征先では便利なんですよね~
ジェットボイルと一言でいっても、実は日本で販売されてるシリーズだけでも5種類あります。
そんな中、私たちは、ジェットボイル フラッシュを購入しました。
色々と吟味した末、ジェットボイル フラッシュを購入したんですが、ジェットボイル ミニモの方が良かったのでは?っと少し後悔してます。
いや、結構後悔しています笑
今回は、そんな後悔をふまえながら、なぜジェットボイル ミニモをおすすめするのか?その理由をお伝えしていきます。
ジェットボイルの選び方
海外の公式ホームページには、ジェットボイルの選定フローチャートがあります。
このフローチャートで選べば、そんなに大きく後悔しないと思います。
※なお、日本では販売されていないシリーズが多数含まれています。
ジェットボイル ミニモの良いところ
ここからは、ジェットボイル フラッシュと比較したジェットボイルミニモの良いところを上げていきます。
オールシーズン対応
フローチャートの一つ目にデカデカと書いてますが、スリーシーズン対応かオールシーズン対応かの2つにシリーズが分けられます。
実際に、このフローチャートを発見した時には、トドメを刺された気分でしたね笑
構造的に何が違うかと言いますと、バーナー部分にサーモレギュレーターの有無によって異なります。
このサーモレギュレーターは、一般的なガスバーナーが苦手とする低温環境や長時間での使用において、ボンベ内の圧力が低下した時も、自動的に常温時と同じ安定した火力を発揮できるようにする装置です。
この装置のおかげで、冬場の高山でも、安定した火力を発揮することが出来ます。
なんと、-6℃の極寒の環境であっても2分弱でお湯が沸かせるんです。
素晴らしいですよね。
火加減が調整出来る
実は、このサーモレギュレーターがついていることで、火加減の調整が可能になります。
しかも、長時間の使用でも火力が安定することから、とろ火で調理する煮込み料理などを作ることが出来ます。
ジェットボイル フラッシュは、公式には、火力調整出来ないことになっています。
しかし、実際には、ほんの少しだけ火力調整出来ます。
出来るんですが・・・
もともと強火設計されている事もあって、調整したところで強火って感じです。笑
ただ、バーナーの中では強火って感じなので、調整機能がなくたって料理自体は、普通に出来ますよb(って言いたいだけ?笑)
ジェットボイル ミニモのちょっとイマイチ?なところ
ここからは、ジェットボイル フラッシュを購入したことが、なんとなく悔しかったので、ジェットボイル ミニモのイマイチな点を無理やり列挙してやりました笑
収納がイマイチ?
ジェットボイルは、多数のパーツで構成されており、収納時は、全てのパーツがクッカーに収まる設計になっています。
ただし、ジェットボイルミニモに関して、実は五徳は、クッカー内に収まらず、別の収納袋に入れて持ち歩く必要があります。
一方のジェットボイルフラッシュは、五徳含め、クッカー内に全て収まります。
ただ、これについては、実はあんまり欠点ではないんです。
だって、五徳使う時って、別のクッカーが必要になるので、そこに収納すれば解決しちゃいます笑
注意ポイント
五徳なしで、ジェットボイル以外のクッカーを使用しての調理を行うと、バーナーヘッドの耐火プラスチックが熱で溶けてしまうので、必ず五徳をつけて、調理してください。
沸騰までの時間が長い?
0.5Lの水が沸騰するまでにかかる時間について、ジェットボイルフラッシュであれば、1分40秒で沸騰しますが、ジェットボイルミニモだと2分15秒もかかります。
35秒も遅いんですよね。35秒も。。。
金額が高い?
ここまでいろいろとお伝えしてきましたが、ジェットボイルミニモ一択と言っても過言ではないほど、ジェットボイルミニモが圧勝ですよね。
ですが、その分、お値段が高いんです!!
ジェットボイルミニモは、税抜き19,500円です。一方で、ジェットボイルフラッシュは、税抜き14,800円なんです!
正直な話、金額だけ見ると確かに高いんですが、長い目で見た時に、納得できる金額の高さだと私は思うんですよね〜。
使うシチュエーションが決まってて、ジェットボイルフラッシュで問題ないよって人もたくさんいると思います。
でも、どっちか迷った人は、少し背伸びしてジェットボイルミニモを購入することをお勧めします。
終わりに
参考までに、ジェットボイル全般に言えることですが、寒い時、ガスに火がつかない事があります。
なぜかというと、圧着式の着火装置が装備されていて、圧着式の着火装置は、気圧の低い場所や寒い地域では点火しにくいからなんです。
一方、ライターなどの石で火花を飛ばすフリント式の着火装置であれば、気圧の低い場所や寒い地域でも問題なく点火します。
ライターやファイヤースターターは、一緒に持ち歩くようにしましょう!
注意ポイント
電子式ライターは、圧電式なので、高山では使えません。気をつけてくださいね。