北欧周遊旅行9日目のプラン
ランドリーから始まる朝
洗濯ものもそろそろ溜まってきたので、ホテルから徒歩20分のところにあるランドリーへ。
Coin-operated laundry in Stockholm
- スウェーデン語:Tvättomaten i Stockholm
- 住所:Västmannagatan 61B, 113 25 Stockholm, Sweden
- 営業時間:月~金 9:30~13:00、土日休業※時間変更あり
- HP:http://tvattomaten.se/
- 備考:支払いは現金のみ※近くにSwedBankのATMあり
場所は、グスタフヴァーサ教会(Gustaf Vasa Church)の近くです。
ランドリーに着くと、外には朝から人だかりができてました。
おばちゃんも忙しそう。
店内の様子はこんな感じ。
こっちが洗濯機で、
こちらが乾燥機でした。
洗濯と乾燥をかけたいと伝えると、120SEKとのことでした。
クレジットカードでの支払いを予定していたのですが、なんと現金のみとのこと。
「お金をおろさないと現金が無いから下ろしてきて良い?」と尋ねると、なんと店主のおばちゃんが「後で支払いしてくれれば良いよ」と。
さらに、銀行の場所も教えてくれました。
洗濯機をセットして、近くのATMへ向かいます。
ATM使う時、いまだにドキドキする(笑)
無事現金を下ろせました。
100SEK紙幣に描かれているこの女性は、ハリウッド女優のグレタ・ガルボという方で、1954年に世界一美しい女性としてギネス世界記録に認定された事があるとか。
スウェーデンはもっとキャッシュレス化が進んでいると思っていたけど、日本同様ちょくちょく現金が必要なケースもあるんだなあ・・。
ランドリーで支払いを済ませてから、しばし朝ごはんの旅に出かけます。
朝御飯
洗濯が終わるまで、近くのカフェで朝ごはんタイムです。
一応目星は付けていたお店へと向かいます。
ランドリーの1ブロック程先にあるテラスのあるカフェ「Gateau Västmannagatan」です。
このパン屋さんは、1937年から創業しているクラフトベーカリーのお店で、ストックホルムだと20店舗以上あります。
表に出ていたこのセットを注文しようか~となりました。
美味しそうなバゲットがずらり。
ショーケースにはかわいらしいケーキの数々。
好きな朝食パンとチーズ&トマトかハム&チーズのどちらかの具材を選べます。
ちなみに表には、ヨーグルトの文字もあったのでてっきりこれにヨーグルトが付いてくるんだと思っていたら、選択式のようでした。
スウェーデン語で「ELLER」は日本語で言う「もしくは」の意味っぽいです\(^o^)/
コーヒーとサンドイッチで65SEK(約800円)、サンドイッチ用のパンをもっと硬いのにしたら食べ応えもさらにUPすると思う♪
Gateau Västmannagatanのコーヒーパンはちょっと特別な作り方をしているらしく・・また機会があったら食べてみたいな~
30分程モーニングして、洗濯物を受け取ってからホテルへ戻りました。
ホテルでパッキングを済ませて、ホテルのラゲージサービス(無料)に荷物を預、ストックホルム市街へ町歩きに出かけます♪
スウェーデンのストックホルム観光②
10時過ぎ、通勤するサラリーマンや観光客も増え始めた感じがします。
見慣れない街並みは、歩いているだけでもわくわくする(*´ω`)
そして今日も今日とて・・・魔女の宅急便の世界を探しに出かけます。
いざ、ガムラスタンの町へ~~魔女の宅急便旅Vol.2!!
魔女の宅急便のモデル地「ガムラスタン」
魔女の宅急便のモデルでもある、ガムラスタン(Gamla Stan)はスウェーデン語で「古い町」の意味があります。
ストックホルム中央駅方面から、ガムラスタン方面へ一歩足を踏み入れると、なんとも不思議な気持ちにさせられます。
ガムラスタンの町を歩きながら、古い町の良さがそのまま残りつつ、新しいものや文化が綺麗にミックスされているなと感じました。
少し離れたところには、ルーテル教会がひょっこりと顔を出していました。
頭の中には、ジブリの音楽が~♬
ストックホルム大聖堂
まずはストックホルム最古の教会、ストックホルム大聖堂へ行きました。
13世紀に建てられたバロック様式の教会です。
スウェーデン歴代国王の戴冠式や結婚式などが行われる場所でもあるみたいです。
火災などに見舞われ、修繕を繰り返した結果、現在の姿になったと言われています。
※撮影OK(フラッシュ撮影NG)でしたが、今回は目に焼き付ける作戦にしました。
外観からは想像もつかないような、装飾の美しさに思わず二人とも無言になってしまいました。
参考
ストックホルム大聖堂(Storkyrkan)
住所:Trångsund 1, 111 29 Stockholm, Sweden
営業時間:9:00~17:00
入場料:60SEK(ストックホルム・パス利用可)
HP:https://www.svenskakyrkan.se/stockholmsdomkyrkoforsamling?setgroup=6
備考:フラッシュ撮影はNG
ストックホルム宮殿
ストックホルム大聖堂を見学したあとは、歩いて3分ほどの場所にあるストックホルム宮殿にやってきました。
ちょうど外装工事を行っている最中でした。
王宮前には、Outer Courtyard (Parade Square)という場所があって、決められた時間になると衛兵交代式が行われます。
しばらくすると、兵隊さんたちが集まり始めて・・周囲にはいつの間にか人だかりが出来ていました。
ずらーと並んだ兵隊さん、スウェーデンの国旗を掲げています。
それと同時に、トランペットやドラムが鳴り響いて、トコトコっと兵隊さんたちの行進が始まりました。
今まで何回か衛兵交代を見たことがあるけど、こんなに大々的なものは初めてだったかもしれません。
とにかく迫力が凄かった!!
何も知らずに宮殿前に足を運んだので、まさか衛兵交代を間近で見れるなんて、ラッキーでした(*^_^*)
参考
ストックホルム宮殿(Kungliga slottet)
住所:Slottsbacken 1, 111 30 Stockholm, Sweden
営業時間:10:00~16:00※土日休み
料金:無料※一部王宮内部には有料施設あり
HP:https://www.kungligaslotten.se/
Iron Boy
ストックホルム宮殿を出て、一度ストックホルム大聖堂の方へ抜け、ルーテル教会方面へと歩いていくと・・
アイアンボーイ(Iron Boy - Boy who watching the moon)です。
始めは小さすぎて、拍子抜けしたんですが、見ている内にとても愛くるしい気持ちになってきます。
アイアンボーイは、スウェーデンで最も小さい彫刻と言われています。
本当に、手のひらサイズ!この日はストの旗を掲げていました。
日によって、装飾が変わるんだとか。
江の島駅前にあるスズメみたいな感じなのかな?
思わずビリケンさんみたいに、撫でてしまいました。
普段目にする歴史的芸術品って、どちらかと言えば大きなものが多い気がするな。
だからなのか、このアイアンボーイは新鮮だったし、可愛くて、どこかホッとするものがありました。
ポイント
アイアンボーイは別名「月を見つめる少年」と言われています。1967年にLiss Erikssonという方により造られました。
大広場(Stortorget Gamla Stan)
アイアンボーイのある場所から歩いて3分のところにあるのが、Stortorget Gamla Stanと呼ばれる大広場。
元々旧証券取引所だった場所を改築した、ノーベル博物館などに囲まれている大広場です。
カラフルな建物が目に入った途端、デンマークで見たニューハウンの街並みが頭の中をフラッシュバック。
イタリアのブラーノ島もカラフルだけど、その塗料の色とは少し違う様な・・。
柔らかな色合いの建物だなと思いました。
ルーテル教会(ドイツ教会)
さらに町歩き♬
ガムラスタンの町に入ると、時々建物の間からしゅっと伸びた教会の塔の先が見え隠れする教会が。
パノラマ写真でも収まりきらない(笑)
ルーテル教会(S:ta Gertrud, Tyska kyrkan)は、1571年に設立された教会です。
17世紀に発生した火災により、塔は一度壊されたそうですが、その後約100mにも及ぶ新しい塔が再築されました。
モーテン トローツィ グレン
ガムラスタンで一番細い路地、モーテン トローツィ グレン(MårtenTrotzigsgränd)へ移動します。
壁にはカラフルな絵の具で描かれた壁画?落書きがまた、アーティスティックな雰囲気です。
幅は90センチほどらしく、人と人とが、ぎりぎりすれ違うことが出来るかな?という感じでした。
こういう狭い路地に入ると、また魔女の宅急便の音楽が頭の中に流れます。
ランチタイム!
町歩きも一通り回ったところで、お待ちかねランチタイムです。
ランチは、元々目星を付けていたお店があったので、そちらに行きたいと思っていた・・のですが、
お店に着いて、看板を見ると・・なんと営業開始時間が平日は17時から!!!
これはかなりのショッキングな出来事で、頭の中にはそのお店しかなかったので、真っ白に。
近くにあった、観光案内所に立ち寄りここらへんでランチを食べれるお店は無いかと尋ねると、お姉さんが幾つか紹介してくれました。
写真右側にある、緑色のテラス席のあるレストラン「Under Kastanjen」へ入ることにしました。
テラス席か屋内か選べたので、わたしたちは屋内席を選択。
少し薄暗い店内へ入ると、秘密基地や隠れ家みたいな内装にワクワク。
テーブルにはバラの一輪挿しが。
ちょうどランチタイムの時間で、月~金の曜日別メニューがありました。
肉、魚、パスタの3種から選べたので、わたしはお肉、じゃがいもさんは魚を選択。
カウンターには3種類ほどデトックスウォーターがあり、サラダ、パン、コーヒーはセルフサービスの食べ放題!
じゃがいもさんはサーモンソテーで、わたしはビーフシチューのサワークリーム添えでした。
ランチタイムということで、一人115SEK(1,500円くらい)と少しリーズナブルに抑えることができました。
参考
Under Kastanjen
住所:Kindstugatan 1, 111 31 Stockholm,sweden
営業時間:日月火:8:00~21:00、水木:8:00~22:00、金土:8:00~23:00
HP:http://www.underkastanjen.se/
料金参考:【ランチ】115SEK~、【スープ】95SEK~
ストックホルム近代美術館
ストックホルム近代美術館は、ガムラスタンの横にあるシェップスホルメン島に位置します。
島といっても、ガムラスタンの町からリラ湖にかかる橋を渡って、シェップスホルメン橋を渡ればすぐの場所♬
ストックホルム宮殿からだと、徒歩20分もかからない場所にあります。
このストックホルム近代美術館は現地の方もこぞって通うほど人気のある美術館だそう(^O^)
さらに、特別展示室や企画室を除けば入場料無料というところも嬉しい。
ストックホルム近代美術館は、時間が合えば行ってみたかったなーと思っていたところでした。
ブッフェレストランもあるのでのんびり過ごせそうです(*^_^*)
参考
ストックホルム近代美術館
住所:Exercisplan 4, 111 49 Stockholm, Sweden
営業時間:火~日11:00~18:00、月曜定休日
料金:無料※一部有料
HP:https://www.modernamuseet.se/stockholm/sv/
北欧周遊旅行9日目(後編)!フィンランドのヘルシンキへ
ストックホルムの地下鉄にある世界一長い美術館を楽しみながら、豪華客船シリアラインに乗ってストックホルムからフィンランドのヘルシンキまでクルーズ船の旅です。シリアライン船内では夕食ビュッフェやタンゴ教室、ショッピングなど楽しい催し満載でした。