アメリカ横断旅行

RVでめぐるアメリカ横断2日目(前編)!サンフランシスコ観光!

諦めきれないサンフランシスコ観光

無事13時間程のフライトを経て、サンフランシスコ国際空港に到着しました。

入国審査もスムーズに通過し、やっとの思いでやって来たアメリカ、残念ながら外の景色はというと真っ暗。

空港から30分ほど電車に乗り、23時前にホテルに到着、翌日の準備だけささっと済ませ就寝しました。

翌朝6時過ぎに起床。

諦めが悪いというのか、希望を信じる心があると言っていいのか分かりませんが、RVのピックアップは午後からだし、午前中だけならサンフランシスコ観光が出来るかも!?

ということで、日本から予約していたサイクリングショップへ行ってみることにしました。

それにしてもサンフランシスコってアップダウンが激しい、、この後、大変な思いをすることになるとは思ってもみませんでしたが、、

アメリカ横断2日目の予定

ホテルから20分程歩くと、予約していたサイクリングショップ「Blazing Saddles Bike Rentals & Tours」がありました。

受付の方に「日本から予約していたが、フライト遅延で昨日来れなかった。もし可能なら今から使わせてもらえないか、、」

と伝えると「もちろん!大丈夫よ」と快くOKしてくださり、手続きを始めてくれました。

必要なものは、

  • パスポート
  • 予約表(メールでも可でした)

まず書類にサイン、自転車を運転する際の注意事項のDVDを見ました。

ヘルメット着用必須よ」と貸し出ししてくれました。

「自転車漕ぐならそのズボンだと巻き込んじゃうから危ないわ」と、足首につけるゴムも一緒に貸してくださいました。優しい。

サンフランシスコ・ショートトリップ・バイ・サイクリング

『サンフランシスコ・ショートトリップ・バイ・サイクリング』の始まりです。

時間が限られている中で、効率的に行きたいところへ行く事が求められる中で力を発揮するのは、じゃがいもです。

普段は自由奔放な私も、こういう時は大抵従順に従います。

じゃがいも
そんなことない気がする・・・

それにしてもこのショートトリップ、非常に過酷でした。

自分の体力の無さを痛感するとともに、「この道は絶対おかしい、もっと楽な道あるよ、、」という疑いの念を持ちつつも、最高な1日となりました。

1つ目の目的地へ向けて自転車を漕ぐ、漕ぐ、漕ぐ

街から30分程のアップダウンを繰り返し走ります。

中々のハードさに何度もくじけそうになりなました。

ゴールデンゲートパーク(Golden Gate Park)を抜けると、そこには見覚えのある光景がありました。

アラモ・スクエア(Alamo Square)

アラモ・スクエア

幼い頃大好きだったアメリカのテレビドラマ「フルハウス」のロケ地の一つでもあるこの場所です。

当時幼稚園くらいの年代だったのですが、実際にテレビで見ていた光景が目の前にしたときの胸の高鳴りといったら、、

ビクトリア調の建物が連なりもカッコいいです。あのタナー家家族がピクニックしている映像が一瞬でフラッシュバックされます。

※実際にタナー家のモデルも存在しますが、このアラモスクエアとは別でBroderick Streetという場所にあります。

公園にはベンチもありこの景色をずっと眺める事ができ、何とも贅沢な時間です。

が、まだ目的地は1つ目、今回はあくまでもショートトリップなので次の目的地へ急ぎます。(この時点で9時ちょっと過ぎ)

名残惜しくもアラモスクエアを後にし、次の目的地へ向け自転車を漕ぎまくります。

ここでふと、ある事に気が付きました。

「え、なんかものすごく急降下していない?これ自転車のブレーキ故障したら本当にヤバイやつ」だと。

サンフランシスコの坂道

この坂を下りていきます。下に町やその先に海が見えて景色は最高ですが、かなりの急傾斜です。

それもそのはず、後々自転車で走ってきた高低差を調べてみると以下の情報を得る事ができました。

  • ユニオン・スクエア(Union Square):36ft(約10m)
  • ゴールデンゲートパーク(Golden Gate Park)、アラモスクエア(Alamo Square):253ft(約80m)
  • フィッシャーマンズ・ワーフ(Fisherman's Wharf):3ft(約0m)
  • 累積標高は上りが約253ft(約80m):325ft(約100m)

自転車は3段階のギアがついていましたが、それでも正直しんどかったです。しんどいはずです。

ちなみにこのサイクリングショップでは電動自転車や2人乗り自転車、セグウェイなども借りる事ができます。

「少しでも節約できるとこはしよ!」「力業なら任せてや!」な二人なので、今回一番安いマウンテンバイクにしましたが、

「少しでも体力は温存しときたいなあ」という方はちょっとグレードアップして電動自転車を強くおすすめします!!!

気を取り直し次の目的地へ、坂道を40分程下っていきます。

下り坂だし、もっとスピードは出るのです。

分かってはいるものの何せ傾斜が急すぎて、自転車にまたがっているのも怖くなってきました。

下り坂で自転車を押して歩いて降りていたので、Google mapでは自転車で20分のところ40分掛かったのだと思います。(反省)

クリッシー・フィールド(Crissy Field)

今回は時間の都合上プラン変更し、帰りの時間も考慮し折り返しの時間も考慮し、行けるところまで行こう(こういう時ざっくりプランになります)という事で、9時40分頃「クリッシー・フィールド」に到着しました。

因みにこの辺りは、自転車と歩行者それぞれの舗道があるので基本的に沿って走ります。そして左側通行(←大事!)

  • ゴールデンゲートブリッジ(Golden Gate Bridge)が一望できる
  • 海岸沿いを散歩しながらのんびりできる(今回は時間の都合上できませんでしたが)
  • 駐車場がある(自転車も傍らに駐輪できました)

という理由もあり、この場所からの景色を堪能することにしました。

ゴールデン・ゲートブリッジ(Golden Gate Bridge)

ゴールデンゲートブリッジ

ワンちゃんも、のびのびしています。

ゴールデンゲート・ブリッジを渡った先にある、右手側に見えるのがサウサリート(Sausalito)の町です。

その奥にはサンフランシスコ湾と太平洋岸の 146 キロにおよぶ海岸線がある「ゴールデンゲート国立保養地(Golden Gate National Recreation Area)」があります。

そして、右手側にぐるっと体を方向転換すると、

アルカトラズ島(Alcatraz Island)

アルカトラズ島

その昔、刑務所として運営されていたアルカトラズ島です。

1934年から1963年まで運営されており「脱獄不可能な刑務所・監獄島」とも呼ばれていましたが、現在は博物館として一般公開されています。

フィッシャーマンズ・ワーフのピア335からフェリー約20分程でアクセスできるみたいです。

デイツアーやナイトツアーなども開催されていますが、夜の監獄島、、想像だけで鳥肌が立ちますよね。遠目からが一番♪

10時頃港を後にし、30分程自転車で走ります。

途中Limeやセグウェイの人たちに追い抜かされながらも、次の目的地に到着です。

ギラデリーチョコレート(The Original Ghirardelli Ice Cream & Chocolate Shop at Ghirardelli Square)

ギラデリーチョコレートショップ

サンフランシスコ発祥のチョコレート「ギラデリーチョコレート(Ghirardelli Chocolate)」に着きました。

ギラデリチョコレートのチョコレート工場跡地がそのままショップ&カフェとなった場所です。

店内で迷っていると、「Try it!」と幾つか試食をさせてくれました。

これからの旅のお供になるだろうという事で色んなフレーバーが楽しめるアソートタイプを購入しました。(量り売りもあります)

ギラデリーチョコレートアソートメント

特にキャラメル味、ソルト味、ミルク味、ミント味が美味しかった。(ほとんど全部)

旅のお供(きび団子的な存在)をゲットしたら、お腹が減ったので最終目的地へ向かいました。

フィッシャーマンズワーフ(Fisherman's Wharf)

フィッシャーマンズワーフ

ここはケーブルカーの終点地、そして11月半ば~6月はカニが水揚げシーズンだったりとシーフードが有名なのです。

何処かしこから、いい匂いがプンプンしてくるので幸せな気持ちになります。

名物でもあるクラムチャウダーとサンドイッチを頂きました。(相当お腹が空いていたのか、この時の写真が見当たりませんでした)

フィッシャーマンズワーフのchowder

とにかくボリューミーでお腹いっぱいになりました。

充電完了、後はサイクリングショップを目指して帰ります。(ひたすらに自転車を漕ぎます)

返却時はサインを書いて手続き完了です。

『サンフランシスコ・ショートトリップ・バイ・サイクリング』編、これにて無事完結です。

ホテルへ荷物を取りに戻り、駅へ向かいます。

参考

ゴールデンゲートブリッジ(Golden Gate Bridge)を自転車で渡ってサウサリート(Sausalito)の町まで行き、フェリーで自転車ごとpier39へ向かうことが出来ます。だいたいですが、走行距離は約10キロ。所要時間は3時間くらいみたいです。自転車を借りるときにフェリー付きのプランがあります。私たちは、フェリーの時間に縛られるのが嫌だったので、自転車で行って帰ってくるプランを立てていました。

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