北欧周遊旅行3日目のプラン
デンマークのコペンハーゲン観光①
コペンハーゲン中央駅(Københavns Hovedbanegård)
13時過ぎ、バスはコペンハーゲン中央駅(Københavns Hovedbanegård)に到着。
先にバックパックを預けにホテルへ向かいます。ホテルはコペンハーゲン中央駅から徒歩1分という好立地です。
しかも17:00~18:00の間はフリーワインしてるとのこと。
とは言いつつも、これから街へ出かけるのでフリーワインは厳しいかな。
荷物を預け、早速コペンハーゲンの街へ観光に出かけます♪
70以上のアトラクションと交通機関が無料!コペンハーゲンカード
日本を経つ1週間ほど前に、エクスペディアで発見したコペンハーゲンカード・・10%オフの文字。
色々観光で回りたいと思っている場所を見ると、都度払いよりもコペンハーゲンカードを購入した方がかなりお得という事が判明。
これは買うしかない!ということでゲット。といっても、持っているのはバウチャーなので今からビジターセンターでチケットと交換しに行きたいと思います。
コペンハーゲン中央駅の道路を渡った目の前にある、写真では左側にある緑色の「iマーク」がビジターセンター(Tyrkiets Turist Information)です。
カードの交換場所はビジターセンター、コペンハーゲン中央駅、コペンハーゲン空港、チボリ公園の4ヵ所です。
- コペンハーゲンカード
いわゆる「オールインクルーシブカード」。美術館や各アトラクションや公共交通機関などがで無料で利用できる他、レストランやカフェ、ツアーの割引を受ける事ができます。
10歳未満の子供は大人一人につき2人まで無料で利用できます。 - チケットの種類(以下5種類)
24時間 | 48時間 | 72時間 | 96時間 | 120時間 | |
大人(€) | 56 | 83 | 102 | 119 | 134 |
子供(€) | 28 | 42 | 51 | 60 | 67 |
コペンハーゲンカードは、WEBで購入するとスマートフォンでかざすだけでOKなデジタルカードオプションも選択できます。
あとは、スマホアプリもあるので自分が使いやすい方法を選択することができます。
CPH CARDっていうアプリがあるよ
無事バウチャーと交換で、チケットをゲットしました。
チケットには使用開始の日付と使用開始時間を記載しなければいけません。
コペンハーゲンカードについてはこちらをクリック
デンマーク王立図書館
14時半くらいからコペンハーゲン観光スタートです。まずは歩いて30分、デンマーク王立図書館へ向かいます。
この漆黒のガラス貼りの建物が図書館です。カッコいいです。
誰でも入れるし、無料だし、中にはカフェもあるので、ちょっと休憩に立ち寄るのも良さそう。
正面にはコペンハーゲン港、羨ましいくらいの立地です。
デンマーク王立図書館の情報はこちら
クリスチャニア散策
そのあとは、クリスチャニア地区の散策へと向かいます。
穏やかなクリスチャンハウン運河、とても美しいです。運河沿いでコーヒーを飲んでる人もたくさんいます。
ちょうどクリスチャンハウン運河との交差点にあるのが、クリスチャンハウン広場(Christianshavn Torv)です。
クリスチャンハウン広場は、クリスチャンハウン地区にあります。ちょうど広場では、フリーマーケットが開催されていました。
可愛いものばかり。路上には、見ているだけでもワクワクするものがあって、中には年代物も。以前テレビ番組で観たときから「ものをとても大切にする文化があるなあ」という印象がありましたが、その通りでした。
さらに歩くと、途中に救世主教会(Vor Frelsers Kirk)が見えてきました。
この教会を過ぎると、クリスチャニアというエリアに着きます。ここはある意味、デンマーク・コペンハーゲンの隠れ名所ですね。元々この場所は軍事基地でした。
クリスチャニアは自称自治区をうたっており、コミュニティ内には特有のルールが存在しています。
例えばグリーンライト地区のプッシャーストリート(Pusher Street)と呼ばれる場所では写真を撮ってはいけない、とか走ってはいけない(何かパニックに陥っているとみなされるため)とか、、聞いただけでもなんだか異世界。
午後の時間帯でしたが、観光客も多く、人が次々にエリア内へ入るので、迷うことは無さそうです。
ご飯屋さんやレンタルバイク屋、ガレージセールしているお店、小さな丘があったり。壁に描かれたアートも有名です。
色んな文化や価値観を持った人が、生活を営んでいる場所だなという印象です。2004年まではなんと大麻が合法で屋台で売られていたらしいです。
始めは、「怖い場所なのか?」と印象を持っていましたが、実際に行ってみるとそんなことはありませんでした。
バーやカフェで飲んだり、レストランで食事をしたり、川沿いでのんびり昼寝したり、万が一怪しい雰囲気を感じたらきっとそれは正しいはずだから、気を付けるのみです。
わたしは自己主張が下手くそな人間なので、自分の信念を貫いて、ある意味ずっと戦いながら生きる姿勢って、カッコいいなと思います。
写真が撮れなくても、いや、撮れないからこそ自分の目で見て、頭で考えて、心で感じてが強く残るのかも(なんて)
コペンハーゲンをキャナルツアーで優雅に観光!
来た道を戻り、クリスチャニアから徒歩10分程先にあるKnippels Bridgeを渡ります。
すると旧証券取引所(Børsen)が左側に見えてきました。立派な建物です。
ここからさらに5分ほど歩くと、キャナル・ツアーを運航する「Stromma Royal Canal Tour」があります。
ちょうどこの先に見えるのが、チケットオフィスです。
このキャナルツアーも実はコペンハーゲンカードが使えます。ただしチケットオフィスでの発券が必要です。
コペンハーゲンカードを乗り場のお兄さんに見せてもダメでした(先にチケットオフィスに行って!と言われます)
コペンハーゲンカードを受付で出して、レシートを受け取ります。これを乗り場でお兄さんに見せます。ちゃんと0.00DKKと記載があります。
ちなみに、このキャナルツアーだけの参加だと95dkk、日本円で約1,500円くらいです。
乗船前にすぐそばに、ドリンクを販売している所があったので、ビールを購入。(8€)
デンマーククローネはもちろん、ユーロ、米ドル、クレジットカードも利用できます。ドイツで使ったユーロが余っていたので、ユーロで購入しました。
小さなボートに乗って、お酒を飲みながら過ごしている方もたくさん。いいなー!
時間は16時過ぎ、わたし達もビール片手に、約1時間のキャナルツアーに参加します。
キャナルツアーの参加者は30名くらいです。それでは出発!
ガイドのお兄さんがデンマークの歴史や、ツアー中に見える建物について説明をしてくれます。
左側にカラフルな建物が並ぶ、ニュハウン(Nyhavn)の街並みが見えてきました。
この辺りにある家の前には、ほとんどといっていいほど、立派なボートがプカプカ浮かんでる。
等間隔に置かれたモニュメントと、右奥に見えるのが発電所(HOFOR A/S - Amagerværket)です。
発電所の建物が斜めになっていますが、スキーやハイキングが出来るようになっています。まだ建設中ですが、高さ85mにもなるロッククライミングも登ることができるらしいです。
スウェーデンの国旗がなびいています。
「世界三大がっかり像」の一つと言われている、あの「人魚姫の像」が見えてきました。がっかりだなんて、代名詞付けられてちょっとかわいそうな気もするけど・・。
正直なところ、人だかりがあったから「あ!人魚姫像や!」って分かったような気もするけど。
童話作家であるアンデルセンの思い描く人魚姫は、きっと小柄でかわいらしい女性像だったのでしょう。
本当は、キャナルツアーの後人魚姫像まで歩いていく予定でしたが、あまりにも人が多いのと「見れたね!」とわたしもじゃがいもさんも満足したので、写真は後ろ姿のみ。
対岸に、クラフトビールが飲めるMikkeller Baghaven(ミッケラー・バグヘブン)が見えます。倉庫にしか見えないけど、ビールが飲めます。近くにはフードストリートもあるので、美味しいビールと美味しいご飯で最高の時間が過ごせそう。
ボートはどんどん進みます。水上レストランからは、良い匂いが漂います。
アマリエンボー広場の後ろには、淡いブルーのフレデリックス教会も見えました。この教会はノルウェー産の大理石で創られていて、別名「The Marble Church(大理石教会)」と呼ばれています。
運河からの眺めもなかなか素敵、目の前の噴水がいい仕事してる。
運河のショートトリップとフレデリックス教会の画が、どこかイタリアの景色を彷彿とさせるものがありました。
このランゲリニー・パビリオンでは結婚式も挙げれるそうです。
低めの橋もノープロブレム。サラっとボートは通過していきます。
1時間のカナルツアーはあっという間、ボートは出発地点に戻ります。
参考
STROMMA(ツアー会社)
チケットサイト:https://www.stromma.com/en-dk/copenhagen/
備考:観光バスやプライベートボートやバスのレンタルも可能。キャナルツアーはコペンハーゲンカードの利用可※1回のみ
街歩き再開♪
陸に上がり、ちょこっとコペンハーゲンの街歩き。
ボート乗り場から3分ほど歩くと、コウノトリの泉(Stork Fountain)と呼ばれている場所に着きました。すぐ近くには公衆トイレもあるので、ありがたいです。
ロイヤルコペンハーゲンの本店
大道芸の方が、中心で背の高い一輪車に乗っているから、すごい人だかり。ちょっと分かりにくいですが、写真の左側にある茶色の建物がロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen)の本店です。
本店ということもあってか、日本では販売してないものもあったり。「これ何に使うのかな?」と使い方が分からないものもちらほら。
お土産用に購入できる価格帯のものから、触ってはいけなさそうな代物まで、背筋が伸びる店内でした。割れ物は旅行中なかなか買えないので今回も観てるだけ。
小腹が空いたらLagkagehuset
コウノトリ広場から歩いて10分ほど、中央駅方面へと歩くと、Lagkagehusetに到着。ここはデンマークのパンのチェーン店で、ニューヨークやパリなど世界に90以上お店を構えているんだとか。
パンやサンドイッチ、タルト生地のケーキなど目移りするものばかり・・。モーニングセットやランチセットもあって、イートインもできるので、ちょっと一息におすすめです。
参考
Lagkagehuset
コペンハーゲン市内には20店舗ほど構えており、コペンハーゲン中央駅内にもあります。甘いデニッシュとスッキリとしたコーヒーがおすすめです。
Lagkagehusetのお店情報はこちらから
アンデルセンの像
Lagkagehusetからさらに中央駅方面へと5分程歩きます。
市庁舎前広場のすぐ近くに、彼はひっそりと佇んでいました。
どこを見ているのでしょうか。
これがあの有名な「アンデルセン(Hans Christian Andersen)」さんです。
道を歩いていたら急に現れます。ちなみに本名はアナンセンです。
アンデルセンの本は小さい頃、良く絵本で読みました。
1875年に亡くなられていますが、今でも伝わっている彼の作品の奥深さを感じます。
「人魚姫」「みにくいアヒルの子」「マッチ売りの少女」・・一度は聞いた事があるお話ばかりです。
人魚姫像にしろこのアンデルセン像にしろ、派手に飾られる事無く、街中にひっそりと佇んでいるのが、これまた良いなと思います。
TODAY’S SPECIAL♪
まだ夕暮時まで時間があるので、今日の晩御飯を探しに向かいます。日本を経つ前にも、色々調べてはいたのですが、なんせ北欧は物価が高め。
美味しいもの食べたい、量もある程度欲しい、リーズナブルならなお嬉しいの3拍子でお店を探すとなると、なかなか無くて。
お店にもよりますが、ディナータイムとなると一人2,000~とか平気でするし。
コペンハーゲンカードで割引を受けられるお店もあるけど、割引してもらえるお店って元が高い(気がします)。
もちろんマクドナルドとかバーガーキングなどのファストフード店はありますが、それは最終手段にしたいところ。
せっかくの旅行だし、ちょっとは大変な思いをして食べるご飯の方が美味しいと思っています←
一度ホテルに戻って、作戦会議。するとホテルから歩いて10分くらいの場所に、良さそうなお店を見つけました。
営業時間を見ると、今日は20:00まで。現在時刻は19:10。
速足で、お店へと向かいます。
空いてました!
入り口に入ると、おじいさんに「20時までになるけど、ビュッフェでいいかい?」と聞かれました。
「もちろんOK」と伝えて先にお会計を済ませます。
一人50dkk、日本円だと1,300円くらいです。ビュッフェで1,200円、しかも北欧で・・安い!
※2020年現在は79dkk/人となっていました。それでも安いかと思います。
時間帯的にちょうどお客さんが帰ろうとしていたので、店内は空いていました。
外観も可愛いな~とは思っていました、が店内はさらにときめきポイントがいっぱいです。
内装もとても凝っていて可愛いくて、温かみのある雰囲気です。
ビュッフェスタイルはこんな感じです。右側に色とりどりのお料理が並びます。それにしてもお部屋の色使いとかツボすぎます。
お野菜がメインのビュッフェ、デンマークの家庭料理をいただきます。お肉も大好きだけど、お野菜いっぱい食べれて嬉しい♥
温かいスープもいっしょにいただきました。お豆や根菜入りのミネストローネです。おかわりもしました。
お料理もとっても優しい味で、おじいさんも優しくて、中央駅からも近いし、リーズナブルだし、4拍子揃ったお店でした。
女性は特に心躍るお店なんじゃないかなと思います。わたしもまた行きたいなあ。
参考
madglad
住所:Eskildsgade 13, 1657 København
営業時間:月-金 16:30-20:30、土-20:00、テイクアウトは16:30-21:00、日曜休み
HP:https://www.madglad.net/
備考:MAPはこちら
チボリ公園
お腹も満たせたので、夜の街へと繰り出します。夜のコペンハーゲンは少し肌寒いです。
コペンハーゲン中央駅から徒歩5分、念願のチボリ公園(Tivoli)に来ました。
園内へ入るのに入場料がかかりますが、チボリ公園はコペンハーゲンカードが使えます。
入り口で提示したらそのまま入場OK、ただしチボリ公園でコペンハーゲンカードが使用できるのは1回のみなので注意です。
中央駅駅からも近く、お昼間もチボリ公園の前を通り過ぎていたのですが、わたしたちは夜のライトアップを見たかったので、このタイミングで訪れました。
こちらがエントランスです。暖色系の電飾がとても綺麗です。写真で観たときから思っていたけど、トイストーリーマニアっぽいですよね。このエントランスは建設当初、木製だったそうです。
子連れの家族もけっこう遊びに来ています。夜も遊べる遊園地、絶対テンション上がります。
電飾で彩られたお城の側には、アンデルセンの像がいました。街中、色んなところにいますね。
カラフルなキャンディショップもありました。値段を見てびっくり。観光地価格なのか・・。
甘いのも食べたいけど、ここは我慢です。
ジェットコースターや観覧車、ボートやメリーゴーランドなどのアトラクションもあります。利用する際は乗り物用のチケットが別途必要です。
1時間ほど夜のチボリ公園を堪能しました。公園内を散歩しながらイルミネーションを見るだけでも、十分楽しめました。
平日は23時まで、金曜と土曜はなんと真夜中まで営業しているらしいです。
参考
チボリ公園(Tivoli Gardens)
住所:Tivoli A/S Vesterbrogade 3 1630 København V
料金:入場料135DKK~、乗り放題券245DKK~※3歳以下は無料
営業時間:月~木:23時、金土:真夜中※シーズンにより異なる
HP:https://www.tivoligardens.com/
本日のお宿
ホテル アストリア
- 英語名(デンマーク語):Hotel Astoria (Brøchner Hotels)
- 住所:Banegårdspladsen 4, 1570 København
- チェックイン/アウト:15:00~/11:00
- 備考:ドライヤー〇、シャワー圧:◎、中央駅まで徒歩2分の好立地、朝食はオーガニック
ベッドルームはこんなかんじ。窓からの景色もgoodです。大きな鏡のあるドレッサーもありました。
バスルームにはなんとバスタブがありました!嬉しいなあ。アメニティのシャンプーやせっけんもオーガニック製品で、こだわりが感じられます。
夜のコペンハーゲン中央駅も綺麗だったなあ。ヨーロッパや北欧の駅って、なんでこんなに建物自体が美術館や博物館みたいなんだろう。綺麗すぎてため息が出ます。
北欧周遊旅行4日目(前編)!ハムレットの舞台、クロンボー城へ!
ハムレットの舞台にもなった、コペンハーゲンにあるクロンボー城へ電車に乗ってショートトリップへ。その後町に戻り、コペンハーゲンの王道ランチ「スモーブロー」を頂きます。