北欧周遊旅行6日目のプラン
本日のプラン
ノルウェーのベルゲン散策
世界遺産の町、ベルゲンを歩く
Voss駅から約1時間程で電車はBergen駅に到着しました。
今日はこの後、夜行電車に乗って移動です。それまでの間はベルゲンの町歩き♪
ベルゲンの町をパノラマ眺望!フロイエン山へ
まずは、町全体を見ないと始まらない!ということで、まずはフロイエン山(Fløyfjellet)を目指します。
フロイエン山へはハイキングコースもありますが、今回は時間の都合上、文明の利器を利用させていただきます(^O^)
ベルゲン駅から徒歩12分、ケーブルカーの乗り場(Fløibanen)に着きました。
ちなみに「Fløibanen」ってノルウェー語で「ケーブルカー」の意味です。
往復分のチケットを購入し、いざケーブルカーへ!!往復で一人あたり90NOKでした。
ゴンドラには、既に10人ほど乗っていました。固定金具がムーミンに出てくる「ニョロニョロ」に見える。
フロイエン山頂上に到着です。ケーブルカーに乗っている間から垣間見えていた景色も最高です!テンション上がるー!
そしていよいよ展望台へ。
息をのむ美しさ。
遠くに、エンジェルラダーが見えました。
氷河の浸食によって創られた、複雑で、美しい地形をパノラマで見るとより一層その奥深さを感じます。
フロイエン山の頂上にはカフェやショップもあるので、のんびり過ごせるのも嬉しい!
わたしたちは30分程景色を堪能した後、再びケーブルカーで下っていきます。
ケーブルカーのタイムテーブルです。
ケーブルカーは15~30分置きに出ていて、夜は23時まで営業しています。
夕陽に染まったベルゲンの街並みも格別です\(^o^)/
世界遺産の倉庫街、ブリッゲンを歩く
ベルゲンにはブリッゲン(Bryggen)と呼ばれる倉庫街があります。
以前わたしもテレビで見たことがあって、カラフルな倉庫街の中にホテルやレストラン、バー、アクセサリーショップ、画廊などいろんなお店が連なっていた記憶が・・。
ブリッゲンは1979年に世界文化遺産に登録されています。
ブリッゲンは元々ハンザ商人が当時、保存食として重宝していた「干し鱈」の急速な輸出がこの地区の繁栄へともたらします。14世紀から16世紀半ばまでハンザ同盟の貿易として栄え続けました。
1979年にユネスコ世界遺産に認定されます。
幾度も火災に見舞われ、その都度伝統的な技法として木材を使いながら修復されていました。カラフルな建物は、見ているだけでまるで絵本の中に入ったかのような気持ちにさせてくれます。
ブリッゲンは日本語で埠頭の意味です。
(曇ってるけど)可愛いー!一部修復されているお家もありました。ちゃんと景観を崩さぬよう、配慮されてるのも◎。
路地裏へ入るときのあのワクワク感・・たまらん♥
倉庫街を歩く度に、床に使われているベニヤ板がギシギシ鳴り響きます。
迷路みたいな路地が広がります。
KIOSKみたいなお店もありました。
路地の奥へと進むと、レストランもあります。
2階へと続く階段もステキです。板の継ぎはぎ感も良い味出してます。GOOD!
ほんと、迷路だ~。
黒猫のジジ(仮称)に遭遇。
水平に撮っても、くねくねしてます。
継ぎはぎされた階段も◎。
少し歪で、味わいがあって、歩いているだけでワクワクするのがこのブリッゲンの魅力だなあと思います。
ブリッゲン倉庫街へ入る手前にあるこの洋服屋さんのドア。
思わず二度見してしまいました。
TVで観た景色が、実際に自分の五感に触れたとき、その感じ方は人それぞれだと思うけど、やっぱり来てよかった~と思う事の方が多い。
束の間のブリッゲン地区散策でした♪
ブリッゲン地区周辺スポット
噴水公園(Sprøytegutten)と小ルンゲコース湖
ベルゲン駅から歩いて5分の場所にある、噴水公園(Sprøytegutten)です。
小ルンゲコース湖の周りをのんびり散歩したり、ベンチでゆっくりカフェタイムにも最適です。
Sailor's Monument(Sjøfartsmonumentet)
ベルゲン駅から徒歩10分、Sjøfartsmonumentet(Seamen's Monument)はベルリンの町の中心部の広場にある銅像です。
これはノルウェーの彫刻家のDyre Vaaにより造られました。
異なる方角を向き、四方に立っている銅像にはそれぞれ意味があるらしく・・。
バイキング時代の冒険者は西向き、近世初期の船員(17世紀/ 18世紀)は北向き、19世紀の船員は東向き、そして20世紀の船員は南向きと、その時代の情景が描かれています。
インフォメーションセンター(Tourist Information in Bergen)
フィヨルドツアーの予約したり、お得情報をゲットするならインフォメーションセンターがおススメです。ベルゲン駅からだと、歩いて12分くらいです。
インフォメーションセンターの中にはカフェがあったり、
新鮮な魚介類が食べれるフィッシュマーケットもあります。どれも新鮮でおいしそうです!!
Fishmarket in Bergen(Fisketorget i Bergen)
外が暗くなってくると、屋外にあるフィッシュマーケットのお店もちらほら営業を始めるところが出始めます。
このフィッシュマーケットは、13世紀から続く歴史あるマーケットの一つなんだそう。
その場で調理してくれるお店。
SASHIMIの文字もあります(^O^)英語表記なのでありがたいです。
フィッシュスープや燻製したサーモンや鱈、カニの盛り合わせなんてめちゃめちゃ美味しそう!!
こういう見本があると、分かりやすいので嬉しいです(*^_^*)
新鮮なカニがたくさん♪
蓋を開けたら今にも飛び出しそうなくらい新鮮です。
好きなものを、好きなだけ食べれるのでやっぱり現地のマーケットは外せません!
フィヨルドの美しい景色も相まって、幸せなひと時です。
参考
Fishmarket in Bergen
住所:Torget 5, 5014 Bergen,Norway
営業時間:11:00~21:00※月・火曜定休日
備考:隔週土曜日にはファーマーズマーケットも開催されます
TODAY’S SPECIAL♪
今日は23時発の夜行列車に乗り移動のため、そろそろ夜ごはんを食べないといけません。
そろそろ見つけないと、お互い不機嫌になってしまう・・・。
この時間帯って、お店があまり空いていないんです。
電車にも乗るし、なるべく駅近くが良いよねー何て話していると、駅から歩いて3分の所にショッピングモール(Bergen Storsenter)を発見。
時間は21時、ショッピングモールの営業時間も21時までらしくここも断念です。
しばらく歩いていると、明かりのついたお店を発見。
店内にはお客さんが2名ほど居たので、そこで今日は夕食をとる事にしました。
メニューを見ると、美味しそうなカレー?
メニューを指して「これください」と言うと、店員のおじさんが「それは今日は終わっちゃったけど、こっちのパン付きのなら作るよ」とのこと。
良い匂いが店内に漂います。お手洗いを借りる際、お店の奥の方で奥さんらしき女性が作っていました。
しばらくすると料理が運ばれてきました。
おじさんが丁寧に注いでくれます。
おじさんによると、この茶色いクレープ状のパンのようなものに、ルーを付けて食べるんだそう。
おじさんに「これはノルウェーの料理?」と聞くと「YES!」との返事が。
わたしは奥のビーフカレー、じゃがいもさんは手前のチキンカレーを頂きます。
ビーフカレーは香辛料が効いていて、おじちゃんに「辛かったら白いリコッタチーズと一緒に食べてね」と言われました。
チキンカレーはルーがキーマカレー寄りにどろっとしていて、白米が欲しくなりました。
そしてこのパン?クレープ?
無味だと思って口にしたから、口に入れた瞬間びっくり!
いままで食べたことのない味、出会った事のない酸味でした。
食感はもちもちしていて、クレープに近いですが・・酸味が強烈でどうしても慣れませんでした。
ノルウェー料理だと思って食べていましたが、調べてみるとなんと!エチオピア料理という事が判明。
エチオピアの伝統的料理で、エチオピアでは主食として食べられているみたいです。
わたし達が食べるお米とかパンとかと同じで、3食食べる事もあるらしいです。
インジェラはエチオピア人の主食です。イネ科テフという穀物の粉と水を混ぜて、発酵させて作られます。生地にたくさんの気泡が見られるインジェラは出来が良いと言われています。発酵が長いと、酸味が強くなるようです。穀物の種類により、白と黒のインジェラが出来上がります。黒のインジェラは鉄分も多く、世界的にも健康食品として食されているんだとか・・。
わたしがお手洗いに行っている間、じゃがいもさんがおじさんに「これってエチオピア料理?」と聞いたらしく。
おじさんが嬉しそうに「YES」って答えてくれたみたいです(*^_^*)
おじちゃんがとてもフレンドリーで、何度も「美味しい?」って尋ねてきてくれました。
料理は奥さんが作ってるんだと、嬉しそうに話してくれたのが印象的でした。
ベルゲン駅からも近いので、ノルウェーのお魚たち以外で楽しむならぜひエチオピア料理も候補に!
ネットやFacebookの情報を見ると、営業時間が15時~20時って書いてあるけれど、わたし達がお店を出たのは22時過ぎでした。
お店にお客さんが居たので、入れてくれたのかもしれませんが・・。行かれる際は、お店情報を要チェックです♪
参考
Lucy Restaurant and cafe(エチオピア料理のお店)
住所:Marken 11, 5017 Bergen, Norway
営業時間:15:00~20:00※要店舗確認
ベルゲン鉄道で夜行列車の旅
ベルゲン駅に戻りオスロ駅行きの夜行列車を待ちます。
22:59発のOslo駅行きに乗車予定です。
22時10分過ぎ頃、わたし達の乗る列車がホームに入ってきました。
北欧横断旅行では初めての寝台特急です。
早速列車内へと乗り込みます。
その前に、部屋のキーを受け取りにまずは食堂車へと向かいます。
ここでホテルと同様、チェックインを済ませると、ルームキーを貰えます。
鍵は少しコツがいるけど、差し込んだら開きます!!←
ここから約7時間の電車の旅の始まりです~。
今回予約した列車内の様子です。
ベッドが上下にあります。
洗面台も完備されています。
ウェルカムチョコレート、ペットボトルのお水のサービスがありました。
ちょっと使いにくいけど、コンセントはベッドサイドにあります。
始めは電車の揺れを感じたけど、いつの間にか爆睡だったようです。
参考
ノルウェー鉄道
参考価格:2等座席:738NOK~、コンフォート座席:918NOK~、二等寝台:1229NOK~※予約時期により変動あり
HP:https://www.vy.no/
北欧周遊旅行7日目!スウェーデンのストックホルム市街を巡る!
ノルウェーからスウェーデンまで高速列車で国境越え後、魔女の宅急便のモデルのストックホルム市街地を観光します。町中に溢れる魔女宅の魅力を堪能し、魚介の旨味たっぷりのスープを頂きます!